【長所、短所】ホンダZR-Vを一年乗った感想【満足、不満】

ZR‐Vが納車されて早くも一年が経とうとしています。
ディーラーでの一年点検を迎え、特に故障も無く無事に終了しました。

それでは、一年乗った感想をなるべく試乗では分からない、実際に所有して気づく点を多めに述べていきたいと思います。

購入グレードと燃費について


まずは私が購入したのはZR‐V・Zグレード・ブラックスタイルのハイブリッド(e-HEV)のFFです。
燃費に関しては通勤だけに乗っているとリッター18キロ程度ですが、高速も混ぜると20キロ、そして高速だけをゆっくり巡航していると26キロ出ることもありました。

タンク容量が55Lと大き目なので、リッター20キロで走ると、航続距離は1100キロと余裕の1000キロ超え。

旅行で田舎の山などに行く事が多い私にとっては、ガソリンスタンドの給油ポイントに注意を払う必要が無いので、長い航続距離はとても心強いです。

緊急時や車中泊時も燃料に余裕があることで得られる安心感は大きいですよ。


外観(エクステリア)の長所・短所・感想


続いて、エクステリアについて。
外車のような外観はこれまでのホンダ車と少し違う雰囲気があって、とても気に入っています。
私が買った『ブラックスタイル』は特に黒が多く、とどめにDIYでエンブレムとホイールキャップも真っ黒にしました。

ホンダZR-V、エンブレム交換のやり方、注意点【車DIY】 | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜


キャリパー以外はほぼ真っ黒で(灯火類などはもちろん法令順守です)、一年経っても飽きていません。

他のカラーを見た方が、黒い縦型グリルの対比で「おちょぼ口が嫌だ」と批判することもあるようで、私も正直おちょぼ口だと思っていますが、黒に関しては一体化して目立たないこともあり、むしろこの縦型グリルも外車テイストに見えてプラスポイントに昇華しているように感じています。

ZR‐Vは黒か濃紺(ミッドナイトブルー)は同系色なので「おちょぼ口」が目立たず、反対に淡色、特に白が真逆の色合いなので一番目立ちます。

個人的な好みとして、白と黒のツートンカラーは好きなんですが、グリルだけ黒のZR‐Vだと妙に浮いて見えてしまうのはデザインの影響なんですかね~。

統一感を出すためにブラックアウトした事は正解だったと一年経っても思います。
メッキの無い漆黒ボディに惚れ惚れ・・・。



一年間使っていてエクステリアに関わる使い勝手については、とても良いです。
クーペルックな外観なのにアイポイントは高く、Aピラーが結構立っているので全体の見切りはとても良く、幅感覚もすぐに慣れましたし、右左折時の歩行者など死角も少ないです。

スタイリッシュにするとどうしてもノーズが長くなったり、Aピラーが寝すぎて見づらい弊害を生むことがありがちですが、ZR‐Vはその点は良く出来ていますよ。


外観に関する不満は唯一「パールが少なくて傷が目立つこと」ですかね。
ZR‐Vの黒はブラックパールでラメが入っているのですが、ほぼソリッドです。

これにより、ピカピカな新車の時は、鏡のような美しい黒を演出してくれるのですが、洗車傷や爪で引っ搔いたような跡などがかなり目立ちます。

雨ジミなど水垢については、スプレー式の簡易ガラスコーティングを洗車の度に掛けているので、それが犠牲被膜になってくれており、本来水垢が目立つ黒にしてはほぼ見えませんので、充分な効果を発揮していると思われます。

『傷の付きやすさ・目立つかどうか』に関してはトヨタのソリッドよりは目立たないけれども、トヨタのパールよりは目立つ・・・といった所。

白や淡色に比べて、気を使うのは間違いないのですが、それにしてもパールがもっと入っていてくれれば、より目立たないんですけどね・・・。

外観(エクステリア)の長所・短所・感想


続いて内装について。
内装はドアノブ周り等、ドア側面のソフトパッドがとても感触が良く、センターコンソールの大きさもちょうど良いので長時間運転で疲れて来ても、右ひじ、左ひじ交互に休めています。

あと何より強調したいのが内装が『傷に強い』点。

ピアノブラックパーツがハンドルにあるのですが、最も気を使うパーツであるものの他の車と比べて拭き取った時の線傷が入りづらかったです。
(下の画像にちらりとハンドルのピアノブラックが映っています。)

そして本革シートの耐久性もとても良いです。

一年間、通勤でほぼ毎日使っているわけですが、革にシワ、へたりは全くなく新車同様のままです。
少し固めのシートではありますが、そこが耐久性を上げているのかも知れません。

車種によって素材の選定や弾力を間違うと、あっという間にシワシワになる本革シートもあるので、この点は新車購入を検討している方であっても、中古車を注視してもらうと良いですよ。

新車当時は背中にコイルベッドのバネの反発のような固めの感触が少しありましたが、そこは慣れたというより馴染んだと捉えています。

続いて後席については、センタートンネルがほぼ無いのが良いです。

ほぼ競り上がっている部分が無いので、後席に3人座る場合楽ですし、私の場合は4人を超えて乗ることは無いので真ん中にポータブルバッテリーを置いて駐車監視用の電源としています。

車中泊時に後部座席を倒しても干渉しないので、その点でもこのようにセンタートンネルに高さが無いのは地味にありがたいです。

ZR‐Vで旅をして車中泊をした記事も既にあげていますが、ダイブダウン機能のお陰で倒した後席が座面付近まで下がることで積載量は十二分。

当然、車中泊も楽々こなせる快適性も有しており、使い勝手に弱点はありません。


不満点らしいものはあまり無いですが、強いて言えばウインドウボタン周りとドリンクホルダー周りがプラスティックで質感が物足りない位ですかね。
この点は、自分でDIYでピアノブラックのパーツを足して対応しました。

あとはダッシュボード含め、ほとんどがソフトパッド素材で値段以上に高級感はあります。


あとは私のZグレード・ブラックスタイルは後席シートヒーターが標準装備。
FFはブラックスタイル以外だとオプションか設定なしだったはず・・・。
上記のボタン周りのプラスチックの質感と併せてご覧下さい。


運転支援機能、ナビの長所・短所・感想

続いては運転支援と走りについて。

運転支援についても、とても良いです。
トヨタ系と違って、レーンキープだけを起動することも出来るので、高速道路以外で山道などでも使用出来ます。

レーンキープだけの起動が出来る利点は、レーンからはみ出る前にクイッとハンドルを曲げて教えてくれるので安心感がありますし、初心者にとっては下道でも教育的指導をしてくれる優れもの。
その挙動も弱すぎず、強すぎずでとても良い塩梅。

また、アラウンドビューモニターもとても良いです。
狭い道の右左折など私に訪れた数々のピンチを無傷で救ってくれた相棒とも言える機能。

解像度も高いし、特に目視しづらい左前の状況が見られるのが助かりますし、夜間に暗い場所でもかなり鮮明に見えるので、カメラ性能の高さは確かだと思います。

まずは行けるのかどうか迷う時に右の画面で全体図で確認。
物理的に行けるなと判断したらあとは左の画面で入る角度や距離を調整。

ただ、内輪差はモニターよりもサイドミラーの目視の方が見やすいです。


また、自車の右側は目視と、センサーの鳴動の方が信頼度は高いですが、左側はセンサーの無いホイール横辺りを確認する為にも画面の方が良いです。

ただ、道路が流れている運転中にそれを素早く判断しないといけない時もありますよね。
例えば、前を走る軽自動車はすり抜けたけど、ZR‐Vは行けるのか~?などという状況です。

その時のこの360度カメラの起動方法がとても優秀で、ワイパーの先端ボタンを押すのです。

とっさに判断しなければならない時に、中指か薬指でスッとカメラを起動できるので、とてもスムーズ。

他社のカメラは大抵シフトレバー周辺にあり、左手をハンドルから離して目視しないと起動させられませんので、どうしてもタイムラグが発生しますが、ZR-Vは瞬間的に起動できるお陰で運転中のリスクをスムーズに軽減してくれていることを実感しています。


では不満点は何か。
それはナビです。
ZR-Vというかホンダへの不満ですねこれは。

案内が非常に雑で、例えば田舎道を走っていて道なりしか無いはずなのに
「300m先、右折です。」
と言い出すので、こちらもドキドキしながら300mを運転するわけですが、結局道なりで何も起きないのです。

厳密には左手まっすぐに農道に繋がるような側道があったりするのですが、どう見ても間違いないであろう道幅で紛らわしいし、見通しが悪い夜間の田舎道ではかなり注意深くなってしまうので、ストレスです。


あとは片道4車線の道路を走っていて、図でも4車線どれにも矢印で直進の表示なので、特にレーンを気にせず走っていると、突然、Yの字で二車線ずつに左右に別れる表示が。
「うおおおお!」と急な二車線またぎの車線変更を強いられることもあるわけで、危険です。

首都高でも連続して分岐がある地点で一つ目の案内はしてくれたのですが、その後なぜかダンマリ・・・。

いつの間にか図だけ無言で映っているのですが「え?この分岐?もう少し先のこと?」とかなり焦ります。

原因は不明ですが「都心の高速道路では下道との違いを判別出来ていない。」という報告は他のユーザーからも挙がっていますので、そういうナビが自車を見失っているような状況でダンマリが起きているのかも知れません。


まるで交通状況を理解していないですし、案内も行き当たりばったりで、音声もしゃべったりしゃべらなかったり・・・。
以前からホンダのナビ性能への苦言は多方から聞いていましたが、改善されていません。

腹立たしいのはこのような機能で、地図更新などナビのアップデートに月々500円支払っていること。
コンシェルジュサービスなどが込みなのですが、そもそも地図更新だけを選べません。

厳密には新車から1年無料なので、これから課金が始まります。
ちなみに課金を止めると、更新してきた地図は初期化される模様・・・。


一丁前にサブスクを申し込ませておいて、ナビゲーションの不備とも言える部分はちっとも更新されないのはどうなんですかね。

優れた走行性能の感想・満足度



最後に乗り心地等について。
e-HEVの動力性能はとても良いです。
約180馬力ですが、トルクが強いので初速が特に速く、高速道路でも時速120キロまで快適。

スポーティで硬めなのかなとも思っていましたが、e-HEVは動力としては殆どがモーターなので、エンジンが高回転になることはほぼなく、馬力にも余裕があるので終始静かで不快感がありません。

最低地上高190㎜と正統派のSUVらしい高さですが、その割に運転するとロールが少なく峠道でも横に振られることもなくキビキビと動くので、見た目以上の機動力を発揮します。

カーブやアップダウンの多い中央道を高速域で走っても怖さや緊張感は無いですし、当然、高速域でも直進安定性は良いです。

アイポイントの高さなど見切りの良さの恩恵を受けつつ、SUVの弱点になりがちなロールや腰高感が無いので、ドライバーにとっては理想的に良い車に感じました。
走行性能に不満は何もありません。


・・・ということで、ZR‐Vは非常に良く出来た車で、今回挙げたネガティブポイントも車種の不満ではなくホンダ自体の問題ですから、ZR‐V固有の不満は特に無かったわけです。
正直もっと評価されて良い車だと思います。

走行性能は高いのに積載力もあり、車中泊もこなせるし、運転支援も充分。
本当に優れた車です。



車中泊のレイアウトなどを記載していますので、下記もご覧下さい。

ZR-Vの車中泊解説・寸法・動画 | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜

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