(2025年1月28日作成時点での現行型が対象)

| スズキ・クロスビー | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1280 | 810 | 1355 | 2200※ |
左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。
※印は前の座席も倒して使用した場合のベッドスペースの長さ。
全長 3760 mm x 全幅 1670 mm x 全高 1705 mm
・・・クロスビーはAセグメントの小型SUVで、車に詳しくない方は外観が似ていることから、同じスズキのハスラーと混同されている方もいるでしょう。
初めにハスラーとの比較をしていきたいと思います。
| スズキ・ハスラー | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1270 | 890 | 1330 | 2050※ |
左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。
※印は前の座席も倒して使用した場合のベッドスペースの長さ。
全長 3395 mm x 全幅 1475 mm x 全高 1680 mm
下の動画をご覧頂くと分かりやすいですが、似ているようでクロスビーの方が一回り大きいです。
クロスビー、ハスラー共に最低地上高は180㎜と同じで、全高も室内高もほぼ同じ寸法となっています。
それにもかかわらず、荷室高は軽自動車のハスラーの方が有利。
この違いは座面の高さの違いではないかと思われます。
つまり、クロスビーの方がアイポイントが高めに設定してある分、頭上空間を犠牲にしているわけです。
ベッドスペースについては、やはり全長の長いクロスビーの方が広い空間になっていて
『頭上空間はハスラー』
『ベッドスペースはクロスビー』
と、一長一短です。
クロスビーについては、ベッドスペースはほぼフルフラットになります。
普通車ではありますが、軽自動車のように前の座席も使ってベッドスペースを作成することで2mを超えるフラット空間を生み出すことが出来ます。
また、その場合に倒した後部座席の背面を使うので、シートのおもて面を使うタイプの車種より凹凸が少ないことで、寝心地は良いです。
ただし、倒した前の座席には凹凸があるので、その点だけ修正が必要となるでしょう。
この修正についてはベッドキットを購入しても良いですが、上記の通り、後部座席と荷室は既にフラットなのでDIYでも充分に対応可能です。
(下の一番目の動画ではベッドスペース作成の様子、そして二番目の動画で、フルフラットDIYの方法が紹介されています。)
コンパクトカーでありながら広いベッドスペースを確保出来るのは、素晴らしい造りだと思いますが、純粋な車中泊適性ではハスラーに分があると思います。
これは荷室高の差により、ハスラーの方が頭上空間が広く、居住性が良いからです。
ただ、クロスビーは1リッターのターボ(実質1500ccクラス)という、ハスラーよりも明らかに高い走行性能を持っており、高速道路や登板性能ではクロスビーの方が優秀。
更にオフロード性能もクロスビーの方が上です。
東京の奥多摩でクロスビーのパトカーを見ましたが、積雪地帯での運動性能を期待されて採用されたのでしょう。
更に高尾山エリアでは山岳救助隊専用のクロスビーもあるとのことで、これは警察車両として上記の通り導入されていることと、ジムニーと違い5人乗りであること等が考えられます。
※ちなみにジムニー5ドアを5人乗りだと思っている方もいますが、実は4人乗りです。
また、二人で車中泊する場合に軽自動車規格だとかなり厳しいですが、クロスビーの長いベッドスペースであれば、身長やレイアウト次第ではありますが、運転席側に主に女性を寝かせることで二人車中泊も可能な場合もあるでしょう。
一人車中泊の場合はクロスビーの荷室高であっても『土間仕様』で対応すれば頭上空間も確保されて食事等も可能ですし、クロスビーも負けていません。
・・・ちなみにプラットフォームとしてはクロスビーはソリオと同じ物を使っており、見た目はハスラーとクロスビーが似ていますが、実はクロスビーとソリオも似ているという複雑な話(笑)
ということで
『走行性能や二人車中泊を求めるならクロスビー』
『一人車中泊の快適性を求めるならハスラー』
と結論付けたいと思います。
個人的感想によるスズキ・クロスビーの車中泊適性(5点満点中)
・・・4点
