近年、車中泊が注目を集めています。宿の予約をせずに気軽に旅行が出来ますし、災害時にも避難先となったり、大雪の立ち往生でも車内で寝られるというのは心強いです。
そんな車中泊について単なる節約以外にも『車中泊のメリット』が存在します。それらを説明しながら、実際に車中泊で旅をした様子をご覧頂きたいと思います。
=目次=(クリックで読みたい所へ飛びます)
・当日でも旅に出るか決められる
・弾丸ツアーが出来る
・宿も泊まって時間を有効利用
・車中泊で星空観賞
・車中泊で混雑回避
私が考える車中泊メリットの一つに
『前日や当日でも旅に出るか決められる』
という点が挙げられます。
ホテルや旅館など宿の予約をした場合、前日に旅行当日が雨模様であっても止めるわけにいきません。なぜなら前日ならキャンセル料50%以上は確実に支払うことになるからです。雨が降ると車で行くような自然や観光地の旅は大抵は台無しになります。
ですから私は雨が降るとキャンセル料を支払ってでもキャンセルしたことが何度もあります。
「どうせ雨の中で行ったところで台無しなのだから高速代も時間も無駄。ここは損切りしよう。」
という割り切りでキャンセル料を支払い続けましたが、妻と二人分だと中々のお金を無駄にしており、もったいないな・・・とは常に思っていました。
そこで、車中泊なのです。
車中泊であれば前日でも当日でも旅に出るか決められます。
天気が悪ければ諦め、天気が良ければ行けば良いのです。
車中泊自体が宿泊代の節約になるわけですが、私の場合はキャンセル料の防止にもなっているので、そうした金銭面での節約もメリットですね。
もちろん、当日になってから宿の予約をして旅に出ても良いと思いますが、もし宿が見つからなければ困ってしまいますから、保険として
「宿が見つからなければ、車中泊をしよう」
という選択肢があることは心強いです。
ですから、私が車中泊で行った旅の写真は当然、晴れが多いです。

また、これに付随することではありますが、違うメリットもあります。
『弾丸ツアーが可能になる』
という点。
私と妻は共働きなので、中々2日以上の休みを合わせることが難しいです。
しかも、自然豊かな所が好きなので、予定を合わせても『天気が悪いと中止』というスタンスでやっており、尚更機会が減ります。
そこで車中泊の登場。仕事終わりに自宅で風呂などを済ませてから、家を出ます。
ガラガラの高速道路を走らせ、深夜に現地入りして車中泊します。
そして翌朝から活動を開始して1日旅を楽しみます。
0泊2日ともいえる弾丸ツアー。
「それなら、前日は家で休んで早朝に家を出て日帰り旅行でも同じなのでは?」
と思われるかも知れませんが、それだと本当に1日中ずっと運転することになり、私には辛いです。
妻が片道でも運転してくれれば日帰りでも良いのですが、残念ながら妻は地蔵なので、そこにいてくれるだけです…。
このように私のライフスタイルに車中泊は合っているのです。
ですから、車中泊そのものを目的としているわけでもなく、旅の手段として利用しています。
したがって、私は車を車中泊仕様に改造したりですとか、過度にお金を掛けるなどして本気で取り組む、いわゆるガチ勢ではありません。

ド快晴な天候で富士山もくっきり。
天気を選り好みした旅が出来るので、こういう写真も撮りやすいです。
チェックインもチェックアウトも気にせず、予定を立てずに旅行出来るのは非常に気楽です。
また、先ほど「妻と予定を合わせるのが難しい」と述べましたが、せっかく合わせた際にはそれを存分に使う為『車中泊と宿のダブル利用』という欲張りパックを使用することもあります。
どういう事かというと、旅行の目的が『泊まりたかった旅館・ホテル』である場合もありますよね。
その時には、当日が雨天であろうがキャンセルする理由は無いので、雨天決行です。
それが、もし雨天ではなく晴れならば存分に楽しみたいので、上で述べた車中泊も加えてしまうのです。
夜出発で夜中に現地近くまで行き、道の駅で車中泊をして翌朝から活動開始。
その日は予約した宿に泊まり、翌日帰る・・・という『1泊3日』の旅になるのです。
普通に1泊2日するよりも、現地で楽しめる時間は増えますし、その分、早めに行程を終えて自宅へ帰れば、翌日の勤務が楽になったりもします。
ですから、車中泊は巷で言われている単なる節約だけでなく、様々なメリットがあるのです。
続いては、車中泊ならでは旅の楽しみ方を2つ紹介したいと思います。
まず一つ目は
『星空観賞』
です。
これは標高2000mの道の駅『美ヶ原高原』(長野県)での車中泊をした際の様子。
山々が下に見え、雲が上ではなく平行な位置にあり、標高の高い場所に来たのだなぁと気づかされます。
登山することなく、車で2000mまで乗り入れ出来るのは貴重ですね。

この時はハッチバックで車中泊。
「スポーツテイストの車で車中泊なんて出来るの?」
と当時、周囲からよく言われましたが、特に問題なく車中泊していました。(快適とは言っていない・・・)

よく勘違いされる人がいますが
『車の車高と、室内高は違う』
ということです。
特に最近はSUVが流行りで車高だけ高い車が多いですが、室内の広さは必ずしも比例しません。
ですから、寝るという行為に関しての車中泊については、意外にも可能である車種は多いです。
話を戻して、この道の駅で車中泊をしました。
標高が2000mもあると空気が澄み、光害も減ってくるので星空を見るには良いのです。
もちろん、周囲にはコンビニなど一切ありません。
自然の中で車を降りれば満天の星空という環境、そして、それが道の駅だというのは貴重です。
道の駅ならば治安もある程度保証されていますから女性でも安全ですし、トイレや飲み物程度なら困ることはありません。

この日は、新月で光害が少なく、降水確率0%の快晴予報ということで現地入りしましたが、標高が高い場所は安定しませんね。上に行くほど雲が増えてしまいました。
この車中泊旅の様子は別の機会に詳しく述べたいと思います。いつか、リベンジも。
二つ目に紹介したいのは通年マイカー規制されていて、そのまま乗り入れ出来ない場所。
長野県の『上高地』です。
道の駅はありませんが、駐車場には平日にもかかわらず、前乗りで車中泊をする車がかなりいました。

後ろの高台がバスターミナルになっており、そこから上高地へと向かいます。
前乗りすることで早朝のバスに乗ることが出来るので、混雑することなく綺麗な景色を楽しめましたよ。

自然を守る為にマイカー規制があるわけですが、その位自然の多い不便な場所の近くまで、夜の空いている時間に移動が完了出来るのも車中泊の良い所ですね。
翌日も朝一番で活動開始出来ます。早く出発すれば、早く終える事が出来、帰りも早くなります。
上高地に限ったことではなく、行きも帰りも人の多い時間をずらすことになり、渋滞を避けてストレス無く旅が出来るのはメリットですね。
登山目的の方も多く、ハイカー達は明るい時間のうちに戻らないと危険な為、ここを早朝出発が必須。だから車中泊していた人が多いのでしょう。
このように普段はホテルや旅館に泊まる方にとっても、車中泊が可能になることで少し違った旅を楽しむことも出来ます。
・・・このカテゴリーでは、今後ブログ投稿ページに道の駅での車中泊を中心に旅の記録を投稿していきたいと思います。
尚、旅先は居住地の関東・甲信越が中心となります・・・。
