さて長らくのお暇を頂いておりました。
この間に恥ずかしながら痔の手術を受けてきました。
今回はそんな痔の手術に至るまでと、術後のお話。
元々10年前位から時折お尻が痛むようになったのですが、1~2週間位で症状が治まってはまた数か月後に再発・・・というのを繰り返していました。
一度病院に行きましたが、結局ボラギノールのような注入軟膏をくれただけで
「これなら別に行く意味無いな・・・。」
とその後は、市販薬で凌ぐ日々。
痛みが常にあるならば早々に手術ということになったのでしょうが、症状が出たり消えたりの繰り返しで医者に行っても薬が出るだけならば
「まあ、付き合っていくしかないか。」
という事になり、放置していました。
ある時、実家に帰った時にお尻を「イテテ・・・」と庇っていると母親がそれに気づき
「ちょっと来なさい・・・」
と私を別室に呼びます。
「息子よ。隠していたが実は母も痔なのだ・・・。」
と母からの告白。そしてボラギノールのような注入軟膏がマシンガンの弾丸ベルトのように無数に連なる病院の薬を差し出されました。
ああ、やはり体質は遺伝するんですね。
若いころは気付かないのですが、年を経てくると様々な体質や体のウィークポイントなどが親と共通していることに気付かされます。
そんなわけで10年以上の月日が経ちました。
自分でお尻をまさぐるとしこりのような物が初めは1個、それが数年経って2個、3個と増えていきました。
これらはイボ痔で単なるしこりというより血栓なので痔の症状が出ると腫れて大きくなります。
最初は米粒だったのが納豆サイズになり、腫れると更に大きくなり、感覚的には黒豆・・・。(恐らく実際はそこまではいっていないでしょう)
こうなると、便が通る度に痛みが出ます。
当然ですよね。お尻に余計な障害物があるのでそのせいで便の通り道が狭くなっており、通る度に圧迫されて更に腫れるという悪循環。
症状がゆっくりではありますが徐々に重くなっている事に気付き
「これは不味いな。」
と再度病院へ。もうこの時には痔の切除をする決心をしているので、その前提で以前行った所とは別の場所へ。
診断の結果は外の大きい物を2つ切除し、中にもあるのでそれは硬化剤で固める。
そしていきむ力が強すぎるので、その筋肉の一部を切る・・・という3つの手術を受けることになりました。
尚、全身麻酔で受けるとのこと。
「なんだか大事になってきたぞ。」
トントン拍子で日程は進み、手術は無事完了。
全身麻酔で寝ているので何がどうなったのかはサッパリ。
ちなみに全身麻酔ですが午前中に手術を受けて夕方帰れました。
ただし、午後になっても恥部の麻酔が解けていないので、尿を出すの意思の通り出来たのですが、止めることが出来ず蛇口が閉まり切らないような状態に。
「これは・・・尿漏れや便漏れのリスクがあるぞ・・・」
とその時気付きましたが、幸いにも妻に迎えの車を頼んでいたので安心して帰宅。
ただ、特にお迎えは強制されていないので、自力で帰っても良いそう。
これは電車で1時間とかだと結構キツイでしょうね精神的に。
術後に看護師さんと雑談していると
「遠方の方は駅前のビジネスホテルに泊まる人も多いですよ。」
とのこと。確かにその方が良いですこれは。
日帰りとはいえ、先生からは5日間の休養を言われており、痔を持っている人のコミュニティ『痔モティ』(嘘)で同じく手術を受けた方々の話を聞くとやはり5日間位入院した話が多いので、この位が相場のようですね。
前日は大腸検査用の味のほとんどしないおかゆとシチューのような物しか食べさせてもらえず一日を800キロカロリーで過ごした為、お腹はペコペコ。
朝から水も摂取していないのでガブガブ飲みたかったのですが、尿漏れが怖いので帰宅までじっと我慢。
この点からも真夏の炎天下で自力で帰るのは色々と危険だなぁと思いました。
夕飯は何しようかと思いましたが、なぜか妙にマクドナルドが食べたくなりドライブスルーで購入。
友人がつわりで辛い時にもなぜかマックは食べられた話を思い出してしまいましたね。
何なんでしょ・・・。
さて、その後、麻酔が切れるとやはり痛いです。
お尻からの出血も多く、老人用のおむつを履いてすごす日々。
痛み止めを飲み続けること1週間経ち、そろそろ止めてみるか・・・と飲むのも止めた所、普段は違和感程度なのですが、排便時がとにかく痛い。
痛すぎてタマタマの裏がつるような感覚で、思っていたより痛みがある期間が長かったです。
寝られないような痛みではないのですが、違和感が続いてストレスが溜まる日々・・・。
結局、術後2週間程は痛みが続きました。
この間は基本的に安静。
ちなみに出血も長らく続きます。
術後7日後位からおむつが取れて(赤ちゃんかよ)、生理用ナプキンに変更するも、結局二週間以上出血しました。
また、治って来ても体液や膿が出るのでしばらくは手放せません。
辛かったのが階段の降りる際の衝撃と、低い位置から立ち上がる際。
この時に特にお尻に力が入っているようで痛かったです。
そして、盲点だったのが『くしゃみ』です。
一番お尻に衝撃が走る瞬間で、この時期私は毎年花粉症に悩まされているので飲み薬で抑えていますが、日によってやはり花粉の飛散が多い時には、どうしてもくしゃみが出るので、その度にお尻にダメージが加わり、ストレスでイライラしてしまいました。
ということで、痔の手術を受ける際には日帰りの場合はお迎えが推奨。
無理ならば近隣に一泊しても良いと思います。(症状は人それぞれなのであくまで私の感想です。)
そして、上記の通り、花粉症の方は症状が出る時期は避けた方が無難でしょうね。
たかが痔の手術と甘く見ていましたが、痔の痛みに加えて術後の辛さも様々で、おむつは意外と快適だったり、逆にナプキンは中々綺麗に設置できず下着の中でくしゃくしゃになってしまったり、下着の上げ下げでいちいちズレるストレスも学び、女性の大変さも身に沁みました・・・。
痔 END