(2024年4月16日 作成時点での現行型が対象)
| トヨタ・シエンタ | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1300 | 1085 | 1530 | 2040 |
全長 4260mm x 全幅 1695mm x 全高 1695mm

・・・スペックとしては全長4260㎜というコンパクトなボディに対して、ベッドスペースが2040㎜と長いです。車中泊を行うには3列目の無い5人乗りの方が適しています。
また、後部座席を倒すとダイブダウン(背もたれと一緒に座面も床まで下がる)でフルフラットになるため、寝心地は良いですし、同時にダイブダウンで座面が床まで落ちるという事は、それだけ天井までの高さもより多く確保されます。
(※トヨタではチルトダウン機構と呼称)
つまり『フルフラット』でかつ、天井までの『頭上空間』が広く、『ベッドスペース』も長いという車中泊に必要な3項目全てを兼ね備えている車種なのです。
『フルフラット』により寝心地は良く、『頭上空間』の確保により車内での調理や着替えなど活動はし易く、『ベッドスペース』が充分あるため、高身長の方でも対応出来るのです。
二人での車中泊ならば、このシエンタ(5人乗り仕様)が最適解なのではないでしょうか。
フルフラットの様子、頭上空間の広さは以下の動画をご参考にして下さい。
フルフラット時の天井までのサイズは正確には分からなかったものの、ダイブダウンかつフルフラットなので荷室高をそのまま適用して問題ないのではないでしょうか。
実際、上記動画内で身長160センチの女性が正座をした状態で、頭上のクリアランスが拳3個分以上はあるように見えますから、頭上空間は100センチ以上あると思います。
追記:実際に5人乗りシエンタの車内で私が測った所、倒した後部座席の先端から天井までの寸法は98センチでした。
大体身長190センチの方の座高が100センチ程度なので、100センチあればほとんどの日本人はカバーされますし、高身長の方以外でも頭上空間に余裕があればあるほど、分厚いマットレスを敷く事が出来る為、車中泊における『天井までの高さ』と『車内での快適さ』には相関があります。
車中泊で快適な生活に必要な頭上空間・荷室高とは (shatyuhaku-car.com)
実際に車中泊をされる方のレイアウトを見ても、かなり頭上空間に余裕を感じます。
以下の動画では調理もされていますが、天井の圧迫感が無いので快適そうです。
このシエンタは大きさや利便性、価格などでホンダの『フリード』とライバル関係にあり、両方の見積もりをされる方も少なくありません。
『フリードプラス』で同様の記事を作成していますので、よろしければそちらもご覧下さい。
ホンダ・フリードプラスの車中泊解説・寸法・動画 (shatyuhaku-car.com)
シエンタと比較すると、フリードプラスの方がベッドスペースが短く、ベッドスペースの天井高も低いです。
ですから、高身長の方が車中泊をするのであれば、シエンタを強くお勧めしますし、上記の通り、天井の高さはあればあるだけ快適さにつながるので、開放感や車内で過ごす時間が長いほど、シエンタに分があります。
しかし、フリードプラスのベッドスペースの天井高が低い理由は、ベッドスペースの下にラゲッジスペースがあるためで、積載量という面ではフリードプラスは優れています。
一方でシエンタは広大な空間の代わりに物をしまうスペースは少ないので、荷物が多いならば頭上空間を犠牲にしても、下部に収納することでフリードプラスの方が結果的にベッドスペースを広くとれる場合もあるでしょう。
頭上空間の圧迫感やどこまで許容できるかは個人差なので、用途によりますが、先に述べたようにフリードプラスはベッドスペースの長さが短めなので、高身長の方はそもそも車中泊が厳しいですし、高身長の方は座高が高いので両者の比較ではフリードプラスには不向きなのは間違いありません。
どちらも優秀ですが、個人的にはシエンタの開放感、快適性を評価したいです。
個人的感想によるシエンタの車中泊適性(5点満点中)
・・・5点
