2026年1月10日
前回の続きです。
3、4年乗っても買った値段で売れる資産性の高い車【残価率100%】 | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜
まずは10年落ちの軽自動車がどの位のリセールバリューを持っているのかという点。
一般的な車種は15~20%程度、ハスラーやN‐BOXなど人気車種で25%程度となっています。
仮に新車価格が130万円として残価率20%なら26万円の価値となり、10年間の車両コストは104万円、1年に約10万円となります。
つまり、前回紹介した『新車から3~4年乗っても残価率100%の車種』と比較すれば当然、軽自動車を新車から長く乗るのは経済的には損な選択と言えます。
ここでは税金や保険代などは考慮していませんが、年間数万円程度で埋まる差では無いのは明らかですね。
では10年落ちの軽自動車を乗った場合はどうなるのか。
ここから先は車両の価値の減少は緩やかになっていきます。
と言うのも、10年落ちの軽自動車の残価は上記を例にすれば26万程度ですから、中古車として店頭で販売される場合は業者の上乗せでおよそ50万円となります。(もちろん、距離や状態によるが一年一万キロ走行の一例。)
元が26万円なのでそこから目減りする金額には限界があるのです。
業者が上乗せする諸経費や利益分の額はある程度固定されるので、そこは計算に入れません。
つまり、26万…21万…16万…15万…10万…5万…と年を経て車両価値は落ちていきますが、実際に販売される際には5万の車であっても+20万程で約30万円の値付けとなるわけです。
逆に言えば市場で30万未満で販売されているような中古車は、その車両が持つ価値というのはほぼゼロであると言っていいでしょう。
(上記より更に安い価格で販売されているならば、その理由は最低限の整備や点検も省略されている可能性があります。)
低年式の車両はその状態が高年式よりも千差万別になるので、中々一律に示すことは出来ませんが、そうしたゼロに近い価値しか無い車は、バッテリーが劣化していたり、ベルトが切れそうだったり「今は動くけど明日は分からない」状態が多いです。
そのゼロの価値の車を業者の上乗せ分を込みで買っているわけですから、後々リセール0%で引き取ってもらうか廃車にした際には、その購入代金分は負担していることになりますし、そもそも劣化しているパーツが多い為、思わぬ故障で維持費が膨らむ可能性もあります。
これらを考慮すると、やはり前回挙げた『新車から3~4年乗っても残価率100%の車種=買った値段で売れる』に勝る方法は無いでしょう。
車は購入金額ばかりに目がいきがちですが、大切なのはいくらで売れるか、そしてそれにより保有期間の維持費を予測する事です。
その計算を行う為に、各車種のリセールバリューを頭に入れておく事が重要なのです。