(2024年3月9日 作成時点での現行型が対象)

| トヨタ・ノア(ヴォキシー) | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1405 | 1230 | 1470 | 2100 |
全長 4695mm × 全幅 1730mm × 全高 1895mm
・・・スペック的には頭上空間もベッドスペースも広大で車中泊には最適な車。
唯一の難点は座席を倒しても凸凹なので、ベッドキットを使うなどしてフルフラットを実現しないと快適には寝られない所。(後述)
そして、ベッドキット等でかさ上げすることになるので、数字で見る程は天井の高さを感じることが出来ません。
それでも、サイドに跳ね上げた座席も邪魔になりづらい構造で、全体としては充分なスペースであることには変わりありません。
具体的にyoutuberの方の動画を見ながら、車中泊でのベッドスペース作成を解説したいと思います。
まず重要なのはノア・ヴォキシーのベッドスペースは後席を倒した際に、そのシートおもて面を使用する点。
その為、凹凸が生まれフルフラットになりません。
また、荷室そのものはもっと高さを確保出来るのですが、後席を倒した位置まで底上げをしなければフルフラットにならない為、荷室の底上げが必要です。
上の動画の方は荷室の底上げのベッドキットのみ使用し、後席はそのままシートおもて面に段差解消クッションを使用して車中泊をされています。
これを真のフルフラットと言えるかは微妙ですが、快眠出来るかは個人差だと思います。
動画のyoutuberの方はご夫婦で二人車中泊をされているようですが、幅にかなり余裕を感じます。
夫婦プラス小さなお子さん位なら余裕で乗れそうですね。
3人で車中泊をするなら道中の移動は後席を使用するわけですから、上記動画に登場するような荷室用ベッドキットのみ使用し、現地到着後に後席を倒してベッドスペースを作成するというのは合理的だと思いました。
もう一つ動画を紹介。こちらの方は一人での車中泊をされています。
ソロ車中泊ですから、後席は常時不使用となりますから、上の動画の方と違い、全面ベッドキットを使用してフルフラットを作ることが出来ます。
こちらの動画の方は一人車中泊で炊事なども行っているようで、土間スタイルで片側のみベッドにされています。
ベッドキットを使うと、そのキット次第なところはありますが、この方の場合はベッドから天井まで85センチ位と仰っています。
この辺りが冒頭で述べたような「スペック程、天井の高さを利用出来ない。」という事です。
85センチというと、SUVでもこれに近い数値の車種はあるので、ミニバンの外観やスペックなどからするともっと余裕を期待してしまう方もいるでしょうね。
また、こちらの動画の方は身長176センチとのことで、その方が土間側・・・つまり、最初の動画の方のようにシートおもて面に座ると、背筋を伸ばせると動画内で仰っていますから、この方が平均的座高だとすると天井までの高さは約93センチ以上あるはずです。
(もちろん、段差解消クッションなどを使用し、その上にマットレスを敷く等することで天井までの頭上空間は圧迫していきます。)
ですから、後席はベッドキットを使用しない方が頭上空間の確保は出来るというわけです。
フルフラットの寝心地はベッドキットに軍配が上がり、頭上のスペースはベッドキット無しが有利・・・と悩ましいところであり、惜しい所。
もちろん、いずれにしてもベッドの下を収納に使ったり、ミニバンならではの絶対的な空間の大きさ、積載力はありますから、車中泊適性は高い車種と言えます。
今回、紹介しませんでしたが、前席・後席共に後ろに倒してシートおもて面同士をつなぐレイアウトも可能で、そちらの方が長さ自体は最長になると思われますが、凸凹具合が最悪なので個人的には推奨出来ません。
様々なレイアウトが可能なだけに、私の知らない理想形があるかも知れませんが、総括としてベッドキット使用で頭上が狭くなるか、ベッドキットを使用せずに凹凸の完全解消は難しい点などが、わずかに減点ポイントとなりました。
個人的感想によるノア・ヴォクシーの車中泊適性(5点満点中)
・・・4点
