日本三大花火の一つにもなっている長岡の花火大会当日『道の駅・ながおか花火館』では駐車台数が300台以上あるにもかかわらず、無料のホテル・駐車場代わりに長時間居座ることで満車になってしまう迷惑行為が横行していると報道されました。
『ながおか花火館』は長岡花火の会場から徒歩で30分程だそうで、花火大会の大混雑を考えると、非常に便利な場所にあると言えます。
この立地を悪用し、前日から花火大会終了まで長時間居座って、駐車しつづける迷惑行為が問題になっているのです。
こうした迷惑駐車・居座り行為によって、駐車場は満車となり、本来の利用目的である休憩の為に道の駅を訪れた方々が入庫出来ない状態になってしまったのです。
ただ、本件は今年に始まったことでは無いようで、道の駅施設側も『2時間以上駐車禁止』の看板を掲げて対策を取っていましたが、そんな看板に効果はあまり無い模様。
相手はマナー違反者ですから、そんな看板は当然無視して、駐車場にテントを張ったり、椅子を出したりとやりたい放題・・・。
「そんなの有料の時間貸にするか、入口を封鎖してしまえばいいじゃない。」
と思われる方もいるでしょうが、以前にも述べた通り、道の駅はその建設に多額の国の補助金が投入されており、自治体が自前で用意した物ではありません。
24時間無料で使える駐車場やトイレなどの備える等の条件のもとで道の駅としての認可を受けている為、道の駅は国土交通省の管轄であり、道の駅管理者が勝手にルールを変更したり、封鎖することが許されていません。
ちなみに同様の花火大会当日の居座り行為が問題視されてきた諏訪サービスエリアは、花火大会当日の封鎖を決めています。
サービスエリアはネクスコが管理しているわけですが、現在のネクスコは株式会社なので公共性のある事業を行っているとはいえ民営化された民間企業なので、この辺りの柔軟な対応が可能になっているのでしょう。
同じ休憩施設でも、道の駅とは似て非なる物というわけです。
また、駐車場に停めている車両に対して警察は「民事不介入」を理由にレッカー移動等の対応はしませんし、自分自身でタイヤロックすると逆に自力救済の禁止に抵触し、こちらが訴えられる始末。
この法の不備は、一般の月極駐車場や私有地でもしばしば起きる問題ですよね。
ある男性が横浜地裁前に車両を放置して、行政が一体どう対処するのか注目が集まりましたが、結局「庁舎管理権」という別の法律を駆使してレッカー移動したとのことでした。
私有地だと移動の執行には市民が裁判を起こす他ないようですが、国は自分らの施設についてはしっかり対応してしまうというのが中々・・・(汗)
今回の『道の駅・ながおか花火館』の迷惑駐車問題はニュース等で広く報道されてしまったのですから、施設側は来年までに何かしらの追加対策を打つ必要があります。
なぜなら、報道することで「なるほど!あそこは無料で何時間でも停められるぞ~!」と悪いライフハックが周知された為、来年は更に多くの迷惑客が訪れる事が予測出来るからです。
駐車場問題の根本的解決は、私有地の持ち主が迷惑駐車を拘束出来る制度や警察がレッカー移動出来るようにすることですが、そうした法整備には時間が掛かりそうですし、現実的な解決策は国交省が動いて、入口ゲート設置や入口でナンバープレート撮影をしての時間貸し制を許可する他ありません。
もちろんレジャー利用ではない運送業者については別の配慮が必要ですが、現状の道の駅ルールのままでは対応にも限界があるでしょうし、私のように道の駅で夜間に仮眠させてもらっている立場の者にとっては、有料蚊でもいいからハッキリとしたルールを国交省が制定して、迷惑利用者の追い出しをお願いしたいと思っています。