カービュー持込あんしん査定と楽天Car買取を使ってみた感想


先日述べた、車買取業者と一切交渉せずに高く売る方法『ねるくる方式』の説明をしました。
概要と流れの紹介が主になったので、今回は実際に使ってみた際の様子をお伝えしようと思います。

交渉や営業を掛けられることもなく、ストレス無しでディーラーの下取りよりも遥かに高い価格で売却することが出来る方法で非常にオススメなので、是非試して欲しい方法です。
具体的には紹介する二つのサービスを順番に併用するだけです。

『カービュー持込あんしん査定』の実際の流れ


まず『カービュー持込あんしん査定』というのは、オートバックスの店舗に車を持ち込んで査定をしてもらい、オートバックスがその情報をウェブ上で買取業者に公開し、入札していくもの。

実際の流れとしてはウェブ上で申し込みをして日時を決めます。
特に電話連絡も無いので、そのまま当日オートバックスへ持ち込みます。

店頭でその旨を伝えると、個人情報や引き渡し可能日などを記入して、あとは待ちます。
査定は40~50分程で、査定員が傷の有無や不具合が無いかなどを調べ、業者向けに写真撮影をしていきます。

査定中は立ち会う必要は無く、オートバックスでお買い物をしたり、他のピット作業待ちの方と一緒に飲み物でも飲みながら椅子に座って待ちます。

査定後、呼び出されるので、オートバックスの査定金額が書面で伝えられます。
そこで売る・売らないの話にはなりませんので、ここで一旦終わり。
帰宅します。



数時間後にはデータがウェブ上で公開されるので、買取業者が次々に入札していきます。
こちら側はそれをウェブのマイページで閲覧することが出来ます。

一般的な競りとも違い、業者は他の業者の入札価格を知ることは出来ないので、一発入札です。
本気の価格をいきなり提示してきます。

午前中に査定を受けましたが、その日の夕方には6社の入札がありました。
そして、翌日更に2社から入札がありました。

入札した金額には有効期限があり、大抵は7日間となっています。
私は4~5回使っていますが、査定から何日も経ってから入札があったことは無いです。

つまり、査定日含めて3日以内には、入札は出揃うかと思われます。

特筆すべきは他のサービスに多い「〇〇万円以上の入札の場合、必ず売却(売り切り価格)」という縛りが無いので、最終結果を見てから断ることが出来る為、ユーザーにとても有利です。

『カービュー持込あんしん査定』の結果金額は?

続いて、金額の話。
この時、売却したのは妻が乗るトヨタの古い車で、トヨタ・ディーラーの下取り価格は17万円
大した金額にはならないのは承知していましたが、それでも同じ年式・距離・グレード・評価点の車の市場価格は50~60万円でした。

ここまでわかると、買取金額の限界は30~40万円と分かります。(特に分かっておく必要は無いですが、私の趣味のような物です。)
ですから、ディーラーの査定は低すぎると判断し、この時点でディーラーにはお断りをしました。


上記の限界額は『買取店が自社で販売する場合』の買取価格です。

買取業者が仕入れる場合、その後は二つのルートに別れます。

一つは上記のように『自社で販売する場合』です。
もう一つは『オートオークションに出品する場合』・・・つまり転売ですね。

オークションに出す場合は、ユーザーから買い取った買取店は中間業者になり、そのままオークションを経由して自社で販売する業者へと横流しされるわけです。
当然、中間コストが掛かるので買取価格は自社販売の業者に買い取られるより、安くなります。

つまり、入札した買取店の中で、自社で販売する気で入札してきた業者がいたら『当たり』というわけですね。

『カービュー持込あんしん査定』はマイページで全ての業者の入札価格が分かるので、上記の違いが分かりやすいです。

具体的な入札価格は・・・

25万、26万、27万円・・・この辺りの入札価格が多かったです。
集中している価格帯は、いわゆる『相場』であり「オートオークションに出品して利益を出す価格」なのでしょう。



そして上位2社は差があり・・・

A社・・・30万円

B社・・・39万円

でした。
B社は明らかに金額が突出しており、これが
『自社で販売する価格』
ですね。

ではA社は何か。
オークションに出して利益を出せる金額には見えませんので、これも『自社で販売する価格』だと思われます。

A社が30万円という半端な額を設定した理由は推測ですが、
「相場である25~27万円台を上回る金額で入れておけば、自社で販売するつもりで入札する業者が他に現れなければ、安く落札することが出来る」
で設定した金額と思われます。

実際、B社が現れなければA社が最高額でしたから、良い狙いですよね。
まとめると以下のようになりました。

金額備考
ディーラー17万安すぎる
C社~25~27万出品相場
A社30万相場+α
B社39万自社販売

この金額は記事の為に仮定で作った物ではなく、実際の金額です。
今回の査定は三者三様、それぞれの思惑が出ていて、教科書のように色々と分かりやすい良い教材になりました。

下から順に望ましい売却先ですが、今回は一番高額が期待出来る「当たり」の『自社で販売する業者』を引けましたね。

さて、ここまでが前半戦です。

『楽天Car買取』の実際の流れ


ここから後半戦はこの入札結果を元に『楽天Car買取』の査定も受けるのです。
具体的には『カービュー持込あんしん査定』の査定日が決まった時点で、『楽天Car買取』も申し込んでおきました。

カービューの査定の期限が7日間ですから、その間に『楽天Car買取』の査定とオークション日を迎えなければならないので、ゆっくりとはしていられません。

『楽天Car買取』は、楽天の査定員が自宅などで車の査定を行い、それを楽天が運営するカーオークションに出品してくれるサービス。

ウェブ上で申し込むと、コールセンターから電話があり、査定の日時を決めます。
カービュー査定から2日後が希望日で、それを伝えると可能とのことで、自宅で査定を受けるアポ取り完了。



あとは自宅で当日査定を受けます。
所要時間は1時間程度でした。
傷の有無や状態の写真などを細かく撮って、あとは『売り切り価格』(最低落札価格)を査定員と決めます。

これは「その金額に達したら必ず売却しなければならない価格」で重要です。
それを決めるには相場観が必要ですよね。

でもご安心下さい。
なぜ『カービュー持込あんしん査定』を受けたのかこれでお分かりになるでしょう。

そう、ご自分の車の相場がもう分かってしまっているのです。
更に『楽天Car買取』も加えることで相見積もりの状態へと持っていけるので、更なる高値を狙えるというわけです。

特に今回は39万円という『自社で販売する価格』が既に出ているので、堂々とそれを伝えるだけです。

査定員には正直に
「他の業者から39万円の評価を既に頂いています。」
と伝えて問題ありません。

また、ちょっと細かいのですが『楽天Car買取』は落札された場合に手数料2万2000円が引かれるので『カービュー持込あんしん査定』最高額に、それを予め上乗せした金額を伝えましょう。

※似たサービスの『ユーカーパック』は成約手数料が掛かりません。
簡単な比較は以下の通りです。

ユーカーパック楽天Car買取
開催日週5回週2回
成約手数料無料22000円
参加企業数8000社~2000社~



カービューと違い、こちらはマイページで自分の車両の情報を閲覧が可能で、写真も60枚位掲載されていました。
業者と同じ情報を見られるという事ですね。
評価点は4点とのことで、私の自己採点通りでした。


後日「オークション出品日が決まりました」というメール連絡が来ます。
そして当日の出品時間も記載されています。
『楽天Car買取』は事前に情報が公開されているので、本番は僅か1分間の短期決戦。

偶然、その日も休みだったのでオークションの様子をリアルタイムで見守りました。
オークションの状況は業者や利用者以外も閲覧出来ます。

『楽天Carオークション』の結果金額は?


いざ本番。
オークション開始と共にドドドドドと大量の入札が。
「いけええええ!」
と応援を送ります。
しかし、20秒程すぎると、パタリと止まりました。
「あら・・・。」
そのまま、全く金額は上がることなく、最後の10秒で1、2回入札があるも、盛り上がることなく終了。

ちょっと説明が難しいのですが、モニターにはあと何割上乗せすれば最低落札価格に届くかの目安メーターが付いています。
要は手慣れた業者はオークション開始から少し経つと、大体いくら位が最低落札価格のラインか分かるのです。

ですから、私が設定した金額には全然届かないと早々と察したようで、無駄打ちしてくる業者はいませんでしたね。



オークション結果は残念ながら26万円という冴えない金額でした。

オークション終了後、すぐに査定員から電話連絡があり結果を伝えられます。
「残念ながら希望額には達しませんでしたが、最高入札額の業者と交渉可能ですがいかがされますか?」
と聞かれます。

「いえ、もっと上の金額の確約をもらっているので結構です。」
とお断りし、終了。



最終結果は39万円で売却となりました。
あとは『カービュー持込あんしん査定』のウェブ上で最高値を出した買取店と連絡を取り、相手の業者と引き渡し日や必要書類などの話をして、売却となります。

私は神奈川県在住ですが、最高値を入札したのは埼玉県の業者でした。
無料で引き取りに来てもらえるのは事前にウェブ上で分かるので、後出しで陸送費を請求されるようなことはありません。

元々公開されている車両引き渡しから~営業日以内に振り込みという情報通り、無事に代金が振り込まれ取引は終了。

両方を使ってみた感想・オススメはどちらか?

これが『ねるくる方式』の結果です。
今回は残念ながら『楽天Car買取』が完全に空気でしたが、決して常に低い金額しか出ないわけではありません。


繰り返しになりますが、高値を出すのは『自社の店舗で売る業者』です。
それが出現するかしないかだけなので、今回の『楽天Car買取』で妻の車のオークションに参加したのは、自社販売ではなく、転売目的の業者しかいなかったということですね。

つまり、ニーズが無かったわけで、これが高年式の人気車だったら、また違う結果であったかも知れませんね。

ここから分かることは一つのサービスだと「当たり」が出現するか分からないので、より多くの業者に見てもらう事が高値を狙うコツですね。

もし『楽天Car買取』しか使わずに決めてしまっていたら、大きな損をするところでしたが、2つのサービスを併用することで、相場観を養いつつ、相見積もりをしているからこそ高値を出せる確率が上がるのです。



今回紹介した手順を遵守すれば、無駄な時間も掛からず、業者と交渉することも悩むことも一切なく、ストレス無く粛々と進められ、その結果ディーラーで17万円の査定が、2倍以上の39万円で売却出来たわけですから、皆さんにも是非お勧めしたいです。

査定自体は名義人である必要は無いので、ご家族に持込み査定を頼んだりも出来ます。(修復歴や水没車などの瑕疵、車の引き渡し日などは必要な情報なので、事前に確認しておきましょう)




ちなみに私はディーラーの2倍以上で売れたとはいえ、単純な割合計算で、ディーラーで200万円の査定が2倍の400万円にはならないと思います。

これはやはり、今回は金額が安い車であったからこそだとは思いますが、個人的な経験則ではディーラー査定に対して、様々な方法で2割、2.5割、4割増しで売却した経験があり、その位は充分狙っていけます。

ディーラーの手軽さと安心感を取るも良しですが、もし売却金額を上げたい方はご検討下さい。
また、買取業者との直接交渉はあの手この手で買い叩こうとしてきます。
そのセールストークや対応に苦慮するポイント等を記載していますので、下記の【ねるくる方式】のページもどうぞ。

【ねるくる方式】買取業者と交渉せずに車を高く売る方法

【ねるくる方式】

◆買取業者と交渉せずに車を高く売る方法◆
…車の売却で買取業者との交渉は非常に疲れます。押しが強かったり、言葉巧みに買い叩こうとしてくる為、苦手な方も多いのでは。
私が考案する買取業者と接せずに高値を狙う方法をご紹介します。

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