(2024年8月17日作成時点の現行型が対象)

| フリード・クロスター | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1275 | 1330 | 1455 | 1900 |
左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。
全長 4310mm x 全幅 1695mm x 全高 1720mm
新型フリードクロスターの実車を見て来たので、車中泊適性について思う所を書いていきたいと思います。
フリードは今年の春にフルモデルチェンジを迎えました。
前モデルでは、キャンプやアウトドア向きに開発されたグレードを『フリードプラス』と呼んでいましたが、新モデルではそれを『フリードクロスター』と名称変更。
基本的なサイズは殆ど変化はないようで、キープコンセプト。
私が気になるのはもちろん、車中泊適性の部分。
新しい標準装備の一つが、荷室の左右に金属のパンチングボード。
磁石やフックで物を固定出来る優れもので、マグネットのラックに調味料や皿を入れたり、フックにお玉やまな板を引っ掛けたりなど、キャンパーにとってはかなり重宝することになるでしょう。

また、その上にはくぼみがあり、ここも物置に使えますね。
シガーソケットも上向きに設定されており、極力デッドスペースを作らないように考え抜かれています。
続いてラゲッジ全体図は以下。

後部座席にベルトが付いていますね。これを使えば移動中は括り付けることで荷物の固定に便利ですね。どうしても荷物が多いキャンプでは整理整頓や固定出来る道具は重要。
ベッドスペースは当然、フリードプラスを継承しておりフルフラット。ボードの段差はあれど1~2センチと思われ、傾斜は全くありません。
フリードクロスターは、前モデルのフリードプラス同様にラゲッジボードで荷室が上下に分かれています。下段の高さは約36センチで充分。
これで上段が狭くなったら意味が無いですが、そこは万全。
ラゲッジボードから天井までの高さは約97センチ。
身長が190センチの方の平均的な座高が大体97センチ位であり、つまりは190センチの方でも(何も敷かなければ)背筋を伸ばして座れる空間があるということで、充分な設計になっています。
ただし、前モデルのフリードプラスでは弱点であるベッドスペースの長さが約185センチ位で、実際に寝る場合のことを考えるとフリードで足を伸ばして寝るには175センチ位までの身長の方が対象です。
車中泊に必要なベッドスペースの長さと身長の関係 (shatyuhaku-car.com)
もちろん、斜めに寝ることで距離は稼げるので、身長175センチまでという制限は2人での車中泊の場合です。
詳しくは以前に書いた下記の記事をご参照下さい。
ホンダ・フリードプラスの車中泊解説・寸法・動画 (shatyuhaku-car.com)
では、新型フリードクロスターではそのベッドスペースに改善はあったのか。
その肝心な所を私自身は測っていないので、youtuberの方の動画をご覧ください。
ベッドスペースが185センチ→190センチにアップ!
これは恐らくですが、車の全長が50㎜程伸びているからだと思われます。
・フリードプラス :4265㎜(4WD)
・フリードクロスター:4310㎜
昨今の日本車の巨大化は欧米販売が優先されているからに他ならないのですが、こういう意味のあるサイズアップはうれしいですね。
上記の通り、ベッドスペースが5センチ伸びれば、眠れる対象身長も5センチ伸びるし、元々身長が足りている方でも枕を大きくしたり等、寝心地は当然良く出来ます。
まとめると、以前あった欠点を解消して順当に進化を遂げたモデルチェンジとなり、収納力も抜群なので、二人での車中泊も余裕。
コンパクトミニバンでありながら、車中泊に最適の車の一つと言って良いでしょう。
個人的感想によるフリードクロスターの車中泊適性(5点満点中)
・・・5点
