2024年2月メルセデス・ベンツはEUが目標としていた2030年までの完全EV化を撤回し、ガソリン車の販売を継続すると発表しました。
一年前辺りから『ガソリン車の廃止を廃止』の動きがEUでありましたが、今回の発表で欧州のみならず世界でガソリン車継続へ潮流は変わったはずです。
スポーツでも政治でもヨーロッパ諸国は自分達が不利と見るや、ルールを次々に変更して行くのが常套手段なので驚きませんが、日本政府はそれにいちいち振り回されてしまっています。
ついこの間まで日本もEV化だと騒がれていましたが、肝心のEV充電スタンドは2020年ごろの全国3万台をピークに頭打ちになっており、減少した年もあります。(2024年2月現在)
耐用年数が8年程で、初期に設置した機器が寿命を迎え、維持費は高く採算が取れず、交換されることなく撤去されてしまった場所もあるそうで、これが減少の要因です。
『電気自動車が増えなければEVスタンドも増えない(逆もしかり・・・)』という理屈ですが、現在の日本の新車販売台数に占めるEV、PHEVの割合はおよそ2~3%。
(ヨーロッパ自動車生産国は約20%)
最近の新築戸建ては初めからEV用の屋外コンセントが標準装備になっている物も多く、自宅で充電する方が増えれば太陽光発電も効果的に利用出来、EVが普及していく流れもあるかと思いますが、旅行や長距離の移動の際にはやはり充電スタンドが無いと困ってしまいます。
その辺りの事情を踏まえると、ガソリンでも走れて充電も出来るPHEVというのは便利。
また、雪国では冬季は太陽光発電も出来ないし、EVのバッテリーは性能が低下して航続距離がカタログスペックと乖離するので現状は不向きと言われていますね。
マイナス6℃での使用で航続距離が6割になってしまったという話もありますし、そもそも充電自体が寒いと相当に遅くなるそうです。
車中泊に関して言うなら、アイドリングの概念が無いEVや水しか出さない水素自動車は、車中泊時に冷暖房を使用しても問題にならないので適性がありますが、一方で充電スタンドの不足(水素ステーションの不足)もあり、旅行に向いているかと言われるとなんとも言えません。
上記の通り、寒冷地で性能が低下する話を聞いてしまうと、スキー旅行などは不安になってしまいますよね・・・。
その辺りもPHEVならば、バッテリーのみでの使用下であれば車中泊での冷暖房も可能ですし、適していると言えるでしょう。