(2024年10月25日 作成時の現行型が対象)

| 三菱・デリカD5 | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1310 | 1310 | 1505 | 2000 |
左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。
全長 4800 mm x 全幅 1795 mm x 全高 1875 mm
デリカD5は、ミニバンの中でもオフロードにも対応している貴重な車種で、一般的なミニバンの最低地上高が130~150㎜程度(アウトドア仕様と言えるフリードクロスターでも最低地上高は150㎜)なのに対し、デリカD5は最低地上高185㎜を確保しており、家族でアウトドアをされる方には最適な造りと言えるでしょう。
ただし、現行のデリカD5が発売されたのは2007年であり、既に17年が経過しています。
マイナーチェンジなどは経て、装備は一新されているもののシャーシは変わっていないので、骨組みや根本のレイアウトは一昔前の物となります。
気になる車中泊性能ですが、ベッドスペースは2mあり、身長190センチ位までの方ならば足を伸ばして寝る事が出来るでしょう。
荷室高は1310と、かなり高く頭上空間も相当広いわけですが、デリカD5は他のミニバン同様、ノーマルだと寝る際のベッドスペースは、シートを後に倒して、おもて面を使うことになるため、凸凹が目立ちます。
ノーマルのまま使用するならばエアマットで緩和する方法がおススメ。
上の動画で女性の方が後部座席前方に座った様子が映されていますが、かなり頭上に余裕を感じます。
これならば、少なくとも一般的な男性の方なら頭上は問題無いはず。
全体的なスペースとしてもかなり広いので二人での車中泊も余裕ですね。
小さなお子さんと3人車中泊も可能なのでは無いでしょうか。
とはいえ、シートのおもて面を使えばフルフラットにはならないので、当然、寝心地は良くありません。
その為、個人差はありますが、寝心地を優先するならば、ベッドキットを使用することを推奨しています。
幸いアウトドアな車種でロングセラーということで、デリカD5のベッドキットやカスタムは様々ある模様。
ベッドキットによってベッド下の荷物スペースを多めにとっているタイプなどもあるため、ベッドスペースの頭上空間優先か、荷室スペースも広くとりたいか等で好みが出ますね。
もしくは高さをアジャスターで調整可能な物もあります。
私が調べた限りで2列目を撤去しないタイプで床面から240㎜のベッドキットがあったので、室内高1310㎜から240㎜を引くと1070㎜になります。
つまり、ベッドキットから天井までが1070㎜ということで、かなり頭上空間が確保されており、身長190センチの方の平均座高がおよそ100センチなので、高身長の方でも背筋を伸ばして食事や作業などを行う事が出来るのは素晴らしいですね。
現行のデリカD5は「古い規格」と述べましたが、確かに乗り心地等ではそういう側面は否定出来ないものの、SUVとミニバンの良い所を兼ね備えた車といえ、家族でアウトドアと車中泊を楽しめる貴重なモデルでしょう。
改造されたものは車種の車中泊適性の評価ポイントとしていませんが、専門業者によるカスタムが多く存在するのはユーザーとしてはありがたい事です。
デリカD5は広さ、高さ、走破性等、とても優れた逸品で、車中泊の車の『チャンピオン』と言えるハイエースの事が「商用車はちょっとなぁ・・・」と好みでない方は、このデリカD5が次点に挙がるのではないでしょうか。
個人的感想による三菱デリカD5の車中泊適性(5点満点中)
・・・5点
