トヨタ・クラウンスポーツの車中泊解説・寸法・動画

(2024年11月24日 作成時の現行型が対象)

トヨタ・クラウンスポーツ
室内高荷室高室内幅ベッド
117572515402050

左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。

全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm


・・・クラウンスポーツはSUVということで売り出されていますが、クーペスタイルのクロスオーバーと言った方が適切なのではと思います。
その外観の美しさは素晴らしく、各所の肉付けがとても凝っていて、車内の居住性よりもカッコ良さに全振りしたような、デザイン優先で作られた車に感じました。


当然、使い勝手という点では短所も多く、実際に乗り込んで見ると、室内高が実際の寸法よりも狭く感じました。

運転席、助手席は乗り込む際に頭をぶつけそうになりますし、乗車後も頭上空間の余裕がありません。
一般的なSUVと比べるとアイポイントの高さという意味での見切りは良くないですね。

また、後席に関してはパノラマルーフ装着車の場合は、後席の中央あたりにルーフの後端があるため、梁のような出っ張りがあります。
後席ヘッドレスト周辺はそれらが無く少しえぐれているような格好なので、頭上をかすめるわけでは無いですが、凸凹して波打つ天井に居心地の悪さを感じます。

クラウンスポーツで車中泊する為に後部座席を倒した際の天井までの高さは、ルーフカバー開放時は約74センチで、ルーフカバーを閉じた状態だと約70センチです。
クーペスタイルということで、想像通り高さについても狭いです。


ちなみにパノラマルーフ非装着車には当然ですが、ルーフ装着車にあった梁のような出っ張りは無かったので、当然頭上の形状自体はスッキリはしているので印象は良くなります。

また、私が運転席に座ったのもパノラマルーフ装着車であり、非装着車だと頭上空間の感じ方に多少変化があったかも知れませんね。

ちなみにトヨタの公式データで

・パノラマルーフ非装着車の室内高が1175㎜
・パノラマルーフ装着車の室内高が1145㎜

となっており、両者には3センチの違いがあります。

よくモータージャーナリストが「こぶし~個分」と空間を測る際に使う言葉で表現すると
『こぶし半個』が大体3~4センチです。




高さの確保という点においてはクラウンスポーツは車中泊に向かない車ですが、良い所もあります。
まず、ベッドスペースの長さが2050㎜確保されており、高身長の方でもまっすぐ寝られる点。

そして、後部座席を倒した際にほぼフルフラットの状態になり、段差も無いので、寝心地はかなり良さそうです。
これだけのベッドスペースがあれば、二人での車中泊も余裕です。
高さが無いので食事等は厳しいですが、眠ること自体は問題ありません。

先述の通り、高さに関する余裕が無いので車中泊時の頭上空間に難を感じましたが、初めからフルフラットを実現していることで、余計なかさ上げなどの必要が無いので、寸法通りフルに高さを使えるのは救いとも言えます。

仮にこれがフルフラットではなく傾斜があると、結局それを解消する為に細工せねばならず、実効の寸法が大きく変わります。

例えば同じトヨタの現行カローラクロスは荷室高は最高で95センチと素晴らしいのですが、実際に段差や傾斜を解消してフルフラットにして使うと、実効の高さは75センチ程度になります。

※カローラクロスの車中泊適性については以下のページに記しています。

トヨタ・カローラクロスの車中泊解説・動画・寸法


この実効75センチという寸法はクラウンスポーツのルーフカバー開放時の高さとほぼ同じ程度ということですね。
ベッドスペースの長さという点ではクラウンスポーツに分がありますし、寝やすさに関してはクラウンスポーツの方が勝るとも言えるわけです。

もちろん、カローラクロスのかさ上げについては純正のラゲッジボードを使えば、フラットにした上で荷室のボード下のスペースに荷物を入れるなどの活用が出来るので、必ずしも『かさ上げ=無駄スペース』になるわけではありません。
車種やかさ上げの仕方などによって異なるのは留意すべきですね。

ちなみにクラウンクロスオーバーはセダンライクな造りで、トランクスルーが(実質)無い為、車中泊は出来ません。
車中泊本命はクラウンエステートですね。


クラウンスポーツについてまとめると、天井の低さでいかにも車中泊に向かなそうに思えますが、実際にはフルフラットのベッドスペースが備わっていることで、空間の利用効率は高く、充分車中泊に使っていけるでしょう。


個人的感想によるトヨタ・クラウンスポーツの車中泊適性(5点満点)
・・・3点

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