職場の飲み会終わりにコインパーキングで車中泊する方の話はチラホラ聞きます。
車通勤をしていると、職場の飲み会は休日にわざわざ集まるか、一度家に帰ってから電車で再び飲み会会場に集まる方法が中心となり、どちらもかなり面倒臭いです。
そこで仕事終わりに飲み会の現地まで行ってコインパーキングに駐車。
飲み会後はそのままコインパーキングに車中泊して翌朝(アルコールが完全に抜けたことを確認してから)運転して帰宅、もしくは仕事に向かうということです。
上記の通り、車通勤者が飲み会に参加する上で一度帰宅する必要もなく、無駄な時間を省くことが出来るので、タイムパフォーマンスとしては良いですし、飲み会の終わりの時間についても、終電を気にせずに飲めるのはメリットですね。
・・・ちなみに私は車通勤ですが、飲み会後に車中泊をしたことはありません。
飲み屋で臭くなった洋服と体のまま寝たくないのと、尿意が近くなるので夜中に度々トイレをコンビニ等で借りるのが面倒だからです。
あとは身も蓋もありませんが、そもそも飲み会自体が好きでは無いので、ほとんど参加しません・・・(爆)
上記はコインパーキング車中泊のデメリットと言えるでしょう。
特にトイレは必ず確保しないといけないので、コンビニが近くにあるかなど事前チェックは必須。
・・・さて、ここで疑問なのは
「コインパーキングで車中泊はして良いのか?禁止なのか?」
ということ。
まず第一に車中泊OKを公言するコインパーキングは存在します。
先日、記事にした草津の『湯畑観光駐車場』は正にそれで、掲示された料金表に
『休憩』と『宿泊』
の二つが平気されていました。(思わずラブホテルみたいだな・・・と。)
これは完全に車中泊を公認されたコインパーキングです。
【草津旅行②】道の駅・草津運動茶屋公園、湯畑観光駐車場の車中泊適性
逆にしっかり『車中泊禁止』を明示してある駐車場もあります。
結論としては、法律で禁止されているわけでは無いのであとは
「コインパーキングそれぞれの運営者が定めたルールに従うべき」
としか言いようは無く
「良い場所もあるし、禁止されている場所もある」
ということです。
では、コインパーキング最大手と言える『タイムス24』ではどう規定しているのか。
その利用約款を読んで、車中泊に関連しそうな項目を挙げると・・・
・駐車は最長48時間
・駐車中エンジンは停止
・法令、条例での禁止行為
・喫煙、騒音等、近隣住民への迷惑行為
・当社に著しく迷惑を掛ける行為
(タイムズパーキング利用約款 より一部抜粋)
とあります。
あとはもちろん、現地の案内板に書いてあることも遵守してもらう必要がありますが、車中泊そのものを禁止とは書いていませんね。
しかし、別の駐車場管理会社の禁止項目として
・駐車以外の用途に使用しないこと
と書かれている場所もあり、これは主に駐車場で出店を開いたり等の営業行為等を指していると思われますが、車内で寝る行為もこれに含まれるとも取れます。
また、上記の『タイムス24』の規約にもアイドリングや喫煙、騒音などは禁止ですから、本当に静かに車内で寝る事のみが許容範囲だと思うべきでしょう。
時折、権利主張が激しい方が「禁止行為以外は何をしても良い」という解釈をすることがありますが、全くもってそうでは無いです。
車で生活して、騒音を出したり、車内で火を使って調理、喫煙をする・・・そういう人間が一部いることは事実で、治安悪化や火災のリスク等を近隣住民等が車中泊者に対して良い印象は持っているはずがないですし、車中泊者はその自覚が必要です。
当人は何気ないと思った行為でも「住民が迷惑を感じた」→「企業の営業の妨害(迷惑)」につながるわけで、上記の禁止行為にあたります。
だからこそ世の中は”マナー”という言葉でそのガイドラインを作っているわけで、行儀良くすごすことはコインパーキングでの車中泊のような、本来の使用方法と異なるイレギュラー行為において、とても大切な事です。
ですから『各コインパーキングのルールに従う』ことが大前提で、事前に個別に調べることが必須でありますが、その上で寝る事自体が禁止されていなくとも、マナーをしっかり守って車中泊を行って下さい。
※道の駅での車中泊についてもその可否を以前書いていますので、宜しければご覧下さい。