自転車の青切符導入がいよいよ来月から始まります。これについて巷では「道路状況が整備されていないのに取り締まるのはおかしい」といった声が目立ちます。
確かに日本の狭い道路事情において、歩道走行をしただけで取り締まられてはたまったものではありません。
しかし、話題になっている他の違反に関してはどうでしょう?
道路整備云々が関係ありますかね?
『ながらスマホ』と『イヤホン装着』は、目も見えず音も聞こえずという状態で、歩行者と車両を無視した正にノーガードの特攻。相手が避ければ良いと思っている節があります。
また『一時停止を無視』して優先道路か否かの認識も全くなく突っ込んでくるので、これも事故の原因に繋がります。
そして『逆走』は自転車側が時速20キロで車が40キロだとすると、時速60キロ相当のスピードで両者が接近することになり危険。
また『無灯火』の自転車は路地での出会いがしらの事故や街道での右直事故になります。
無灯火で運転する人間が必ず言うのが「自分は見えている」というセリフ。
ライトというのは自分の存在を相手に伝える意味が非常に大きいわけで、自分が見えているか、わかっているかというのは実はさほど重要ではありません。
自分が見えている・分かっているなら良いのであれば、ウインカーなんて出す必要がありませんよね?
相手にこちらの行動や存在を伝える事でスムーズな交通と安全が保たれているという簡単な思慮すら無い人は交通の不適合者なので、公道からいなくなって欲しいです。
つまり、道路整備の未熟を責めるよりも、人間側の道路交通法を守るという順法精神の未熟さの方がよっぽど大きな問題なのです。
自転車取り締まりについては街の声で「そんな法律、覚えきれない」と平然と答える方がいましたが、それこそ歩行者や車にとって恐怖以外の何物でもありません。
自転車に免許がいらないし基本的に取り締まられないことから、そもそも道路交通法を全く理解せずに公道にいるというのがそもそもおかしい事態なのです。
ですから、自転車を免許制にするのが一番だと思いますが、現実的な対策として青切符による反則金制度を導入するというのは理にかなっています。
ちなみに私は20万円以上する本格的な自転車を保有する位、サイクリングも好きな人間ですが、この自転車反則金導入には大賛成です。
その位、自転車乗りたちの横暴は目に余る状態なのだと思うのです。
そして冒頭の『歩道走行』に関してのみ道路事情に即していない為、取り締まりは厳しいという点についてのみ同意しますが、これについては
現在、警察庁の見解として
「危険走行等以外の通常の走行は、従来通り取り締まらない」
とホームページで明言しています。
そしてこの自転車取り締まりについては去年、政府がパブリックコメントを求めていたので、私も意見を投稿しました。
内容としては今回の記事で書いたような内容です。
その後、集計された内容が一部公開されましたが、大半がこの「歩道走行取り締まりは時期尚早」という物であったそうです。
自転車取り締まりの話題になると、違反者予備軍の方々がやたらとこの歩道走行をやり玉に挙げて反則金導入に反対するのですが、上記のような情報はしっかりと調べてから文句を言うべきだと思います。
ただし、神奈川県警のスピード違反の不正取り締まりが明らかになったこともあり、警察官側の「現認」という取り締まり方もどうかなと思います。
つまり、カメラなどの映像証拠も無しも警官が見たから違反というのはこの時代にそぐわないでしょう。
これは不正や悪意がなくとも、誤解により冤罪が増える可能性があります。
昨今はドライブレコーダーの普及により自動車の場合には冤罪を防止することが可能になりましたが、自転車にドラレコを装着している方はまだ少ないでしょうから、警察にとって取り締まりし易い対象であるとも言えます。
自転車の取り締まりが強化されるのと比例して、自転車のドラレコも普及するはずです。