2026年3月23日
昨年12月に当サイトで記載した通り、フォレスターの最大の輸出先であるロシアの規制強化がされたことにより、予想通りリセールが暴落しています。
ロシア「160馬力規制」開始でフォレスターのリセールが暴落する? | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜
以前は4年落ちでもフォレスタースポーツは残価率105%程度の水準がありましたが、為替は当時と同程度にもかかわらず、2026年3月現在は80%程度にまで下落。
まあ、80%でもリセール優秀ですが、これまでの『タダ乗り』がすごすぎただけにショッキングな出来事です。
ロシアへの輸出が禁止されたわけでは無いのですが、コストアップでロシア側の需要が減った状況です。
公布から施行までが短かったのか、私が知ったのが遅かったのか分かりませんが、昨年12月ごろにZR-Vのガソリンモデル(1.5Lターボ、約180馬力)などもリセールが急騰していましたので、これを駆け込み需要と見るならば、やはり急な規制開始であったのではないかと思っています。
こういう輸出先側の法令や規制の変更というのは予測しようがないのですが、実際に時折起きるのでリセールバリューを重視して購入と売却を考えている方にとってはリスクの一つですね。
リセールを重視する場合の新車サイクルは3~5年が必要となるので(3年未満は輸出需要が発生しない車種がある為)、上記の規制について公布された瞬間に知ることが出来たとしても、3年間売れないのならもうどうしようも無いこともあります。
ただ、まあそれはそれで諦めもつくものですが、一番ショックなのは3年経過のフォレスタースポーツを所有・・・つまりは即売っても高値が付く、高リセール商品を保有していながら規制について公布されてから施行まで売却の時間があったにもかかわらず知ることが出来なかった場合ですね。
要は『売り逃げ』出来たのに、ボーっとしていたら、いつの間にか暴落していた・・・というパターン。
『無知はコスト』という言葉があります。
日本の税制や保険や証券などの金融商品は正にそれで、知らないことで損をしている事というのは様々あります。
車のリセールバリューもそうでしょう。
一生のうちに車に関連するコストは数千万に上ると言われるわけですが、そのうち車両コストだけでも大幅にカット出来る高リセールの車種を知っているか知らないかは大きな差が生まれます。
リセールバリュー100%の車種と50%の車種で、同じ価格のファミリーカーでも5年で200万円程の差が発生するわけですから、20歳から60歳まで同じペースでいけば1600万円の差。
仮に買い替える度に浮いた200万円をNISAに入れていけば、元金はほぼ満額。
・・・と、ここまで分かった上で、リセールより好きな車に乗る事を優先したい人は、そうすれば良いです。車本来の魅力はリセールでは無いですからそれを否定するつもりも無いです。
しかし、知らないのであれば、まず知るべきです。
つまり「リセールなんて関係ない。好きな車に乗るのが一番だ!」と言いながら同時に「お金が無い無い!」と嘆いて、やれ政府が悪いだのと他責思考に陥るのはおかしいという事。
ケーキをばくばく食べながら「どうして痩せないのかしら?」と呟く人がもしいたら、それは滑稽ですよね?
・・・自分で選んだ結果、もしくは無知が招いた結果なのですから、ひとにせいになど出来ないのです。
車の節約方法も、NISAしかり節税の方法も用意はされているのに「知らないからやらない」というのは実にもったいないと思います。
もちろんお金を特に必要としない無い方はこの限りでは無いですが。
そして全てはバランスの問題であり100か0かの話ではありません。
車に関しても好きな車でリセールが良い物を見つけるのが最良でしょうし、節約に関しても無理の無い範囲でどの程度取り入れるかは個人の家計事情で異なるでしょう。