=目次=
①悪天候の車中泊は暑い
②悪天候の車中泊はうるさい
③悪天候の車中泊は物が飛ぶ
車中泊未経験者の方には、まず自宅の駐車場で1度試してみることを推奨したいのですが、それは「やってみないと分からない不便さがあるから」です。
車種によって車中泊のし易さは千差万別なので、細かい不便、ストレスというのは中々調べても分からないですし、私も言語化しづらい所になります。
私自身もこれまでに色々な車種で車中泊しているので、その車種ごと、また一人車中泊か二人車中泊かによっても不便さは異なりますが、
『車内のデッドスペース(空き場所)の多さが不便さを解消する』
というのが、基本中の基本。
特に二人車中泊時に感じたのは、ベッドを展開して寝る態勢のセッティングが完了してしまうと、ベッドの下から物を取り出したりするのが不可能な場所も発生します。
「あっ・・・〇〇を床下収納に入れたままだ・・・。」
といった事態になった時、まあとにかく面倒です。
そういった失敗をすることで『取り出し不可になる場所に必要な物は入れない』といった教訓のようなノウハウが蓄積されていくので、より上手に車中泊が出来るようになるわけです。
悪天候の車中泊は暑い
さて、今回の本題はそれに付随する所で、初心者が油断しがちな事として
『悪天候の車中泊はつらい』
という事をお伝えしたいと思います。
具体的に何が辛いのかと言えば、まず第一に『暑い』です。
夏の車中泊は気温を考慮すると、窓を開けて寝るのが必須になりますが、雨が降ってしまっては窓を開けられません。
ドアバイザーが装着されていれば、数センチ開けることは出来ますが、雨と同時に風が強い時は吹きこんでしまうので閉めざるを得ない天候の時もあります。
雨が降れば降る程、基本的には気温も下降するので熱帯夜にはならないかも知れませんが、湿度も最高値になる為、締め切るのは不快指数的に考えてもあまり宜しくないです。
雨と風の量を考慮しながら、可能な限り窓は開けましょう。
悪天候の車中泊はうるさい
あとは雨が降ると、降り方によっては結構車内はうるさいです。
天井にパチパチと雨粒が落ちて、寝るのに集中出来なかったこともあり、対策として耳栓を用意しています。
騒音というのは雨だけでなく、強い風や大型トラックのアイドリング音もそれなので、耳栓は使用頻度の高い対策グッズと言えるでしょう。
強い風と聞いて「そんなに気になるかな~?」と思われる方もいるでしょうが、車が揺れる程の風になると、その揺れで起こされたり、枯れ葉がパチッと当たる音などで起きてしまうこともありました。
残念ながら車中泊時というのは、熟睡出来るように快適な空間にはならないので、ちょっとしたことでも起きてしまうんですよね。
ですから、風による揺れは対策しようが無いので諦めるとしても、音だけでも対策はしておきましょう。
もちろん、ストレス耐性は人それぞれなので、全員がそうだとは言い切れないですが。
悪天候の車中泊は物が飛ぶ
また、雨・風は車中泊をする際の車内のセッティング時にも非常にストレスになります。
これから寝るのに大雨で濡れるのは避けたいものの、どうしても一度車外に出て作業しないとベッドを展開出来ないケースは多いです。
また、強風によってシェードやカーテン、小物が飛ばされたりもします。
しかも夜は暗いこともあり、靴下やサンダルが飛ばされて迷子になっている様子はしばしば見掛けます。
私自身は発泡素材の薄いキャンプマット(画像参照)が飛んで行ったことがあります。

上の画像の緑のマットですね。
私が紛失した夜は、雨は無く風だけでしたが、車体を揺らす突風が急に吹き、遠く彼方へと飛ばされた模様。
ベッドをセッティング中に後部座席、リアゲート共に開放しながら作業していたのですが、嫁と共に左右の後部座席から作業中、リアゲートから飛び立ったようです。
実際には飛んだ瞬間は見ていないのですが、作業開始時にあった物が無くなったのでそういうことです。
もったいないし、背中の寝心地に大いにかかわる部分なので、当然、ライトを片手に探しに行きましたが、どこにも見当たりませんでした。
「この大きさの物がそんなに飛ぶものか。」と思うのと同時に、風の脅威を思い知らされましたね。
他の人の車の下回りをあまり細かくライトで照らすと間違いなく通報案件になってしまうので、近辺のみ気を付けながらの捜索ではありましたが、そもそも冬季で近くには1、2台しかいなかったので、やはりかなり遠くまで飛ばされてしまったのでしょうね。
飛ばされた瞬間を見ていて追いかければ見つかったかも知れないですが、こうなると諦めるしかないです。
ライトについてもスマホの小さいライトではなく、懐中電灯のような物を一つ持つことをお勧めしています。
これは防犯もそうですし、私のように捜索にも使えますし、道の駅でも灯りが一切無いような場所もあるので、足元の安全の為にも必要です。
以前、夜中のトイレに行くのに車留めにつまづいて転んだ私が言うのだから間違いありません(笑)
このように、悪天候時の車中泊はとにかくストレスが溜まります。
悪天候時は車中泊をしないという選択肢も考える必要があるでしょう。
私の場合は、以前から述べているように天候をチェックしてから弾丸旅行に車中泊を利用しているので、あまり悪天候には見舞われません。
しかし、それでも特に山間部は予報が外れる事が多いので、上記のような事態に何度か経験しているわけで、いつも予報通りになるわけでは無い事や、そうした事態に遭遇する備えは必須であることは覚えておきましょう。
悪天候時に車中泊をすると、原始的な生活を知って、普段の雨風凌げて安心して温かいベッドで眠れる『家』のありがたみを感じることが出来るので良い経験にはなります(笑)
ただし、キャンプも同様でしょうが、既述の通り、悪天候時はより注意することが多いので、よく準備をしてから臨んでください。