高リセールの新車を買うべき人・低リセールの中古車を買うべき人

これまで、高リセールの新車を買って5年(未満)サイクルで回すのがお得であるという旨の記事を複数書きました。

根拠は記事を見てもらうのが分かり易いと思いますが、一言で言えば1~5年落ちよりも、5~10年落ちの方が残価率の低下スピードが高いデータがあるからです。

10年落ち・年数とリセールバリューの推移【何年乗り換えが得?】 | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜

しかし、これには一つだけ条件があります。
それは
「車を綺麗に使って傷をつけず売却すること」
です。

当たり前ですよね。
ぶつけたり、内装が汚れていれば車両の評価は当然下がる為、想定したデータ通りの金額では売れません。

新車で買って早いサイクルで売却する想定で乗っている人は、それを意識して綺麗に使用していますので、中古でもパリッとした状態を保っています。


逆に気を付けていない方の車両は大きな凹みなどが無くても小傷や内装の汚れ等が目立ち、見ればそれが「使用感」として出やすいので分かります。
(厳密には小傷一つで減額されるのは微々たる金額ですが・・・)

ですから新車を早いサイクルで回す手法が向かない方というのもいるのです。

いくつか挙げてみましょう。


【すぐにぶつけてしまう方】
・・・一番多いのがこれ。ぶつけたり、擦ったりする機会が多いと減額のリスクが大きいです。特にフレームまで修理するレベルになると『修復歴あり』となり、中古車としての点数付けの際に事故車扱いとして、修理してあってもリセールバリューは何割も下落します。



【小さいお子さんがいる方】
・・・大人は傷や汚れに気を付けて乗っていても、子供にそれを守ってもらうのは難しいです。当然、誤って蹴ってしまったりして内外装共に傷ついたり、シートにジュースをこぼして汚れたり、おもちゃをぶつけてしまったりすることで、様々な箇所に使用感が出ます。



【アウトドアで使用する方】
・・・アウトドアやスポーツを楽しむ方は、どうしても車内が汚れますし、キャンプなどを楽しむ方は行先が山中になること等から、外装にも飛び石や固い枝の傷が入る機会が増えます。
また、日焼け止めが革のシートに付着すると変色し、拭き取っても元に戻すのは困難になります。
肘置きやドア側も革の高級車などは要注意です。



主にこのような方は新車サイクルで回すのはお勧め出来ません。
微妙なラインなのは『小傷まで気を付けて乗るつもりが無い方』で、普段使いによる劣化で多少の減額があったとしても、高リセール車の経済性の方が勝つケースもあります。

つまり、高リセールの優位があればこそ、多少の減額があっても最終的には高く売れるので問題が無いという事です。

逆に言えば、低リセールの新車に乗って傷を付けると一番目も当てられないのは当然ですね。



では、上記で挙げたような『高リセール新車サイクル』が不向きな方は、どのような車を持てば良いのでしょうか。

それは『低リセールの中古車』です。

低リセール車についてはあまり触れて来ませんでしたが、メリットは以下の通りです。


・2~3年落ち等の高年式に安く乗れる
・乗りつぶす前提なので傷などは気にしない
・最初から傷がある車なら更に安く買える


最新の安全性能などが欲しい方は高年式で買う事で充分にカバー出来ますし、それを乗りつぶす気ならば傷や汚れなど査定に関わる部分に気を取られる事もありません。

これは経済面もですが気持ちの部分が大きく、新車で傷一つない状態から傷を作ってしまった時の喪失感は絶大ですが、初めから傷がある物の傷を増やしても、特に思う事はあまり無いはずです。


低リセール車である程『消耗品』としての意識が強くなり、高リセール車で感じるような『資産』の面が薄れるのです

そうした精神的な部分でも、その人や環境によって向き不向きがあることを知っておくと良いでしょう。



具体的にどの車が低リセールかどうかについては下記の一覧表をご覧下さい。

【保存版】車のリセールバリュー(残価率)比較一覧表 | 車中泊・車比較サイト〜ねるくる〜



もちろん既述の通り、リセールバリューが高いというのは非常に大きなメリットですから、ぶつけようが、子供が汚そうが、それでも元々価値が高いというアドバンテージはありますから、どの位の減額になるかを把握・許容しながら所有するならば、高リセール車を選んでも問題はありません。


ここで問題となる勘違いは
「残クレで購入したのにぶつけてしまって、聞いていた保証金額よりずっと多くのコストが掛かった。」
といった事例同様、自分の運転や使い方の落ち度を棚に上げて、勝手に『努めて綺麗に乗っている人』と同じ売却金額になると思い込んでしまうのは大きな誤解という事なのです。

高リセールで資産性が高い車であっても、扱い次第で普遍的な物では無いことは充分理解すべきですね。

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