なぜ・・・?軽自動車だから「軽油」を入れる誤操作は月間60件


以前、JAFが「軽自動車に軽油を入れる誤操作は月間60件程、発生している」という発表をしている記事を見たことがあります。年間に直すと720件相当です。
尚、誤った油種の給油件数は全体だと月間100件ほどの模様。

こうした誤操作のほぼ全てはセルフスタンドで店員ではなくユーザーが行ったものと思われます。
もしも誤った油種を給油した場合、タンクの洗浄など、修理費は非常に高額になります。

先日、SNSで
「レンタカーで油種を間違えて入れたら、40万円請求された。ぼったくりだ。返金を要求したい。」
とアップした訪日外国人観光客に非難が集まっているというニュースを見ました。



そもそも「軽自動車だから軽油」という発想がよく分かりません。
じゃあ「重機には重油」、「フェラーリにはラー油」を入れるのでしょうか・・・。

間違えて入れる人の言い分としては
「安い物で良いと思った。」
というものや
「軽自動車は維持費が安いから、油種の中で一番安い物が合っていると思った。」
といったものも・・・。

うーん、確かに維持費の高い外車には一番高いハイオクを入れますが、同時にドイツ御三家などはディーゼル車も多いので「車格比例説」に説得力はないと思います。



ただ、そうした間違いをする方が油種について深く考える必要が無いと思ってしまうことには一定の理解が出来ます。
なぜなら、セルフスタンドで自分で油種を選んで気軽に入れられるからです。

要はスーパーでオリーブオイルとエクストラバージンオリーブオイルの棚を見て
「自分の好きな方を選んで良いんでしょ。」
というのと同様で、単なる嗜好品でどれでも車は動くのだと考えていると思われます。



エンジンの異音なども私は気が付くのですが、妻は全く気が付かないし
「変な音してるでしょ。」
と指摘しても
「そう?」
で終わらされてしまうので、車や安全への意識の有無でもこういう感覚は大きく変わるのでしょう。


そうした意識が希薄な方がいるから、ガソリンスタンドは危険物取扱者という国家資格の有資格者が管理しているわけですが、規制緩和によって誰でも給油出来るセルフスタンドが普及したことで、誤操作などは全て防ぐことが出来ないのが現状です。

セルフスタンドの店員が遠隔で『給油許可ボタン』を押すと、実際に給油が行える仕様なので、店員が
「軽自動車は軽油じゃないですよ」
と教えてくれても良さそうなものですが、結局、誤操作は間違えた人の自己責任なので特に注視していないものと思われます。

あくまで、爆発などの危険を防ぐためにたばこを吸っていたら許可をしないとか、店員はそうした予防要員です。



つまり、自分で気を付けるしかありません。
ミスをなくす為にノズルと給油口の形を油種ごとに変えるという方法もありますが、国内外で統一は現実的ではないですし、既に走っている車はどうするのかという話にもなってしまいます。

となると、現実的な改善策はやはり給油キャップにしつこい位に
「×軽油 〇レギュラー」
のような表記を車メーカーにお願いするしかありませんね。


自己責任で自分が困るのは構わないのですが、道路の真ん中でエンジンが止まって立ち往生されても周囲が迷惑ですし、既述のレンタカー屋のように、利用者がミスを棚に上げてごねられるのも困りますので、レンタカーは特に自主的にしつこく周知することが求められるでしょう。




ただ、レンタカーの話にも出てきたように訪日外国人に対しては説明不足な面はあると思います。
セルフスタンドでレギュラー、ハイオク、軽油と日本語で書かれていても外国人は困惑するでしょうし、軽油に英語表記のDIESEL FUELと書いていない場合は確かに多々あります。

セルフスタンドの正しい使用方法含め、私が免許を取った当時は全く習いませんでしたが、危険を伴う場所ですから、実地での給油、そして座学で油種の性質などを教習内容に含めても良いのでは無いでしょうか。

ちなみに世界的には割と真面目な部類であろう日本人でもこうした状況なので、大らかな海外では
『ガソリンで洗車してしまう人』や『EVのテスラに給油ノズルを差そうとする人』など、もっと信じがたいことがセルフスタンドで起きているようです。

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