(2024年9月14日時点での現行型(マイナーチェンジ前は含む)が対象)

| 日産・ノート | |||
| 室内高 | 荷室高 | 室内幅 | ベッド |
| 1240 | 820 | 1445 | 1750 |
※左から、室内高、荷室高、室内幅、ベッドスペースの参考値(単位mm)です。
全長 4045 mm x 全幅 1695 mm x 全高 1520 mm
まず前置きとして、コンパクトカーは基本的に車中泊に適しません。
理由は前席と後席がフラットにならない車種しか私は知りませんので、ベッドスペースとなる長さが物理的に短いです。
日産ノートの場合、1人での車中泊であれば、後部座席を倒して斜めに寝ることで、寝られなくは無いのですが、倒した後部座席がフルフラットになっておらず、傾斜もあるため非常に寝づらいです。
よって、まっすぐに寝ることを推奨しており、そうすると上記の通り175センチが限界であり、足先が付かないようになど現実的なことを考慮すると身長165センチ程度までの方が対象になりそうです。
もしくは、傾斜をジョイントマットのような緩衝材で解消させる手もありますが、個人的には手間や寝心地の点であまり推奨していません。
なぜベッドスペースよりも対象の身長が短くなるかは以下のリンクをご覧ください。
車中泊に必要なベッドスペースの長さと身長の関係 (shatyuhaku-car.com)
結論としては、この車であえて車中泊をする必要は無く、不便すると思います。
基本的に他社含め(私の定義する)コンパクトカーはこういうものだと思います。
個人的感想による日産・ノートの車中泊適性(5点満点中)
・・・2点

続いてホンダのフィットを見ていきましょう。

| ホンダ・フィット | |||
| 1260 | 760 | 1445 | 1740 |
全長 3995mm x 全幅 1695mm x 全高 1540mm
数値上はノートと大差なく、やはり車中泊適性があるようには感じません。
ただし、フィットの利点は後部座席に『ダイブダウン』の機能があること。
ダイブダウンがあることで、後部座席を倒した際に座面が地面に降りるので、およそ7センチ程、頭上空間が広くなります。

(ちょっと分かりづらいかも知れませんが、座面が下がり、床に着いている様子)
これにより、頭上空間の余裕から車内で過ごしやすいのはもちろんですが、他にも利点があり、荷室と倒した後部座席がフルフラットに近い傾斜となり『斜めに寝る行為』の辛さ(傾斜による違和感)も緩和出来ます。
ちなみに頭上空間ですが、ダイブダウン後は後部座席から天井まで実寸でおよそ84センチあり、コンパクトカーという括りの中では最も広いと思われます。
男性の平均身長の座高が約90センチであり、その位の身長の方ならば天井まで84センチあれば少し猫背になる位で、食事などを摂ることも問題ありません。
もちろん小さな車の括りでは、コンパクトミニバンやハイト系軽自動車ならばもっと広い車種もあるでしょうが、コンパクトカーならではのエクステリア、走行性能、燃費の良さなどのメリットや好みを享受しつつ、頭上空間の広さも兼ね備えているのが強みと言えるでしょう。
よって、フィットは車中泊適性の高いコンパクトカーだと言えるのですが、ベッドスペースの短さはやはり短所で、まっすぐに寝るならば身長は165センチ程度までが対象。
しかし、既述の通りフルフラットに近いベッドスペースなので斜めに寝ることで、(隙間も埋めることで)180センチ位のスペースは生まれるので、男性の平均身長程度のでも寝られると思われます。(傾斜はしっかり解消する必要があります。)
ホンダが公式で車中泊検証を行っていますので、そちらもどうぞ。
「フィット」の車中泊の使い勝手を検証! | Hondaキャンプ | Honda公式サイト
実際に車中泊仕様を実践する方の動画もご覧ください。
結論としては、コンパクトカーの中では頭一つ抜けた車中泊適性を持っていますが、そもそもコンパクトカー自体が車中泊に適した物では無いことは留意しておきたいです。
その上で、小柄な方が一人で車中泊するには優秀ですし、一般に『車中泊適性が高い』と呼ばれるハイト系軽自動車やコンパクトミニバンよりも優れた燃費と走行性能を持っていることで、使い方によってはとても適性が高いと言えるでしょう。
個人的感想によるホンダ・フィットの車中泊適性(5点満点)
・・・3点
