2024年8月12日
ホンダのZR-V BLACK STYLEが納車され、ブラックスタイルを更に黒くしてブラックアウトを目指して、残りのメッキパーツを交換していきたいと思います。
前回はメインのホンダエンブレムとリアの車種名、e:HEVの交換を行い、残るはセンターホイールキャップの交換です。
純正のオプションでブラッククロームのセンターホイールキャップが存在しますが、ブラッククロームは黒というよりこげ茶色で、ブラックアウトと呼ぶには物足りない色合い。
そこでDIYで塗装することにしました。
時系列としては、納車前の暇な時間を使って塗装することにした為、納車した車からセンターホイールキャップを取り外すのではなく、フリマサイトで新車から取り外した物を購入して用意しました。
恐らく上記の純正オプションでブラッククロームに取り換えた方が、余ったノーマルでメッキのセンターホイールキャップを出品したのでしょう。

このまま丸々塗装しても良いのですが、そうするとホイール本体との色が合わなくなる為、ここはやはり、メッキのホンダのHマーク部分だけ剥がすことにしました。

注意:私は素人ですので、怒りの力技を多用してDIYを行います。正しい方法とは言い難いのでご了承下さい。
裏側から精密ドライバーでこじるも、取れず。
仕方がないので穴を力技で広げて取り外しました。
いくつかツメが折れてしまいましたが、両面テープで付ける予定なので気にしません。左右のツメを外して分解完了。
さて、ここからが本題。
メッキパーツを塗装するのは相当に難しいです。
屋外で温度差を与えると、すぐ塗装部分がひび割れてポロポロと取れてしまうので、素人は手を出さないのが無難。
貼り付けて数日から数か月でまた交換・・・となるリスクと手間を考えると、そんな手法は取れません。
そこで薬品を使って、メッキ自体を全て剥がします。

『腐食液』(塩化第二鉄)という、名前からしてヤバめな薬品を使用します。
メッキを溶かしてしまうという効能からしてお察しですが、劇薬だと思って万全の準備が必要です。
段ボールを敷いて、手はゴム手袋、目はゴーグル・・・最低この位の保護具は必要です。
初めに書いておきますが、当然廃液を下水に流したり、その辺の土へ撒いたりしてはいけません。
表記された指示や条例に従って処分して下さい。

剥がしたエンブレム部分の全長が60㎜程だったので、直径が広めの空き瓶に腐食液を入れて、そこへドブ漬けします。
本体の樹脂が痛むのかはよく分かりませんが、やりすぎて良いことは無いので4時間が過ぎた辺りから都度引き上げて様子を見ながら続行。
最終的に7時間漬けたところで全てのメッキが剥がれたので、引き上げました。
ウエスで拭いてから、大量の流水で綺麗に洗います。

メッキが完全に剥げて、樹脂だけになりました。
小さいパーツの為、細い分だけ弱弱しいですが、一応塗装が乗りやすくするため、600番の紙やすりで擦って、軽く足付けを行いました。
さて、いよいよ塗装です。
プラモデルの塗装に使う段ボールの剣山と、それに刺すクリップ付きの棒を用意するべきですが、ちょっと近所では見つからなかったので、ペットボトルに養生テープで貼り付ける力技。

大き目の段ボールでブースを作ります。
ブースになることで、スプレーを少し遠くから吹いても、舞った細かい霧が再度付着する為、綺麗に塗装することが出来ます。
逆に近くからスプレーを吹いてしまうと、粒子が荒い状態で付着してボソボソになってしまいます。
必ず、遠くから左右に往復するように薄塗りし、乾かしたらそれを繰り返す・・・という液だれ対策を心掛けて下さい。
黒に塗る前に、まずは『ミッチャクロン』で下塗りします。これは、この後の塗装が乗りやすくなる、剝がれにくくするといった目的で使用。
説明書きに「車の塗装下塗りに」と記載があり、最適な商品で「軽く薄塗りで充分」と書かれていたのでその通り1度だけにしました。
1時間程、乾燥させた後、本番。
アサヒペンの2液混合のウレタンスプレーを使用。
2液混合は15時間で硬化してしまうため、使い切りタイプとなり結果的に高価な物となりますが、その分、スプレーとしての性能が高く、使いやすい上に何度も繰り返し上塗りしても、液だれしづらかったです。
また、安いスプレーは『ブブブ』と荒い粒子が飛び出すことがありますが、このウレタンスプレーは粒子が細かく、何度も上塗りする際に失敗しづらい為、DIYに不慣れな私のような人間には最適でした。
真夏なのでスプレー缶を事前に温める必要もなく、乾燥時間も短く済みましたが、最終的に5回上塗りした為、3時間掛かりました。
出来栄えを見て、クリアスプレーで更に上塗りするか考える予定でしたが、概ね満足した為、使用しませんでした。
しっかり乾かす為、一晩ペットボトルに付けたまま保管。
その後、両面テープで貼り付けて完成です。

メッキ剥がしと塗装で二日間を要しましたが、出来栄えとしては個人的には合格。
耐久性はまだ分からないですが、耐久性を重視して上記の手法と道具を使用しましたので、きっと長持ちしてくれるはず・・・。
費用は以下の通り。
・フリマアプリでホイールキャップ3500円
・腐食液1500円
・ミッチャクロン2000円
・ウレタンスプレー3000円
ということで合計10000円。
労働はプライスレスですが、正直、純正のブラッククロームで満足出来る方はそちらを18000円程で購入して自分で交換する方が良いと思います。(ディーラーに交換してもらうと、工賃プラス5000円程掛かります。)
私はあくまで「ブラックアウト」の為のDIYで、節約の為ではありませんし、上記の通り労力を考慮すると、大した節約は出来ません。
もちろん、メインのフロントエンブレムなど全部のメッキパーツを塗装・交換すればもっとコストは安くなりますが、中々面倒臭かったですから、社外品が販売されているならばそちらを推奨したいです。
次回、完成したセンターホイールキャップを交換したいと思います。
「つけ外しだけでしょ」と甘く見ていたのですが、思いのほか苦戦したのでそちらも記事にすることにしました。
先ほど述べた、純正のブラッククロームのセンターホイールキャップをディーラーで交換してもらうと工賃が5000円程度が掛かるので、そちらの節約にはなるでしょう。